2016年07月10日
FAME精製のコツpart416-07-10
2016年07月06日
FAME精製のコツpart3 16-07-06
2016年07月03日
FAME精製のコツpart2 16-07-03
2016年07月02日
FAME精製のコツpart1 16-07-02
2016年07月01日
掘り下げてみましょうか?16-07-01
2015年07月08日
検索キーワードから15-07-08

2014年03月14日
10%残油残留炭素分の話14-03-14
良く聴く言葉です。
BDFの中の何かが(規格に)引っ掛かる。
ご参照;http://akita-inaho.sakura.ne.jp/kensa-data/zanryu-tanso-kensa13-03.pdf
1次反応では、1.45%のものが、反応追い込み装置を応用した場合、0.02%にまで改善。
反応を追い込み、極めれば、10%残油残留炭素分は怖くない…と云えるかも?
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2段反応でS社の装置でも規格内に?
2段目の際は、前処理としてグリセリンを出来るだけ除去した方が良いと思います。
ともあれ、結果として、常に規格内であれば、OKです。
反応追い込み装置にはグリセリン除去効果も在ります。
コレを利用すると…
150L単位の1次反応後において
(メタノール1LとKOHフレーク50g)の混入単位でも2次反応を改善できます。
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精製技術の高さは、原料廃油とBDFの中のトリグリセリドのオリゴマーの量の格差に観れるかも知れません。
BDF規格の中においては、10%残油残留炭素分の数値の低さが技術力を示すものなのかも?
簡易検査結果のみに固執するのは如何なものかな?
2014年01月26日
BDF製造の触媒量14-01
少し考察いたします。(少し酔っています)
エステル変換率を高率にする事のみを注視すると…。
触媒量は、乾式の場合、残留する触媒量を不問にすれば、ソコソコ多目に出来ます。
早目に制限されるのは…水洗いのエマルジョンの為?
この辺は、水洗いの専門家に聴いてください。
安全の為、気をつけなければいけないのは、混合する際のメタノール蒸気。
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短時間で、高温でメタノールに溶解する。
これで触媒によるメタノールの活性が高いと思います。
触媒とメタノールの比率でメタノール量を抑えられれば、コストに有利です。
容器を工夫すれば、触媒にメタノールを注入も可能でしょうが…極めて危険です。
防爆に対する配慮・作業者の安全への配慮など、専門家の知恵が求められます。
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エステル変換率を高率に…。
何を以ってソレを測るか?
エステル含有率?
元々に、トリグリセリドオリゴマー(油分子が複数くっついたモノ)が存在する原料廃油。
発生元・回収=都度バラツキが在ると思います。
10%残留炭素分?
原料廃油と、完成BDFとの差異を見れば明らかに成るのかも?
検査が高額で今後の課題です。
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共通する課題がハッキリすれば、応えは他からナンボでも…。
そうしないのはナゼ?
顧客に隠して販売しているからでは?
依然、闇の中です。
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常に如何なる原料廃油を用いても歩留り良く、100%FAMEに近似する。
そういった装置・製造方法が稀有なのは、事実です。
(実際には無いかもしれない)
そういう事実を踏まえれば、全て(装置・製法)は100%FAMEに導く為の道具です。
何を選択するのかは、選択者の志と、行動力次第です。
選択を間違えれば、早期(=低レベル)の妥協を余儀なくされます。
ずーっと以前からこの課題を抱えながらナイショにしてきた様子です。
100%BDFを求め様とすると、低AV値などに材料が吟味出来た筈。
適わなければ、アキラメという手段も在った筈。
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2013年09月02日
上手く行った?13-09
今回は味の素AVチェッカーで1.5〜2位の廃油を加温・真空脱水。
触媒の劣化が少なく良かったのかな?
反応直後はよく判りませんでした。
翌日のグリセリン抜く前(24時間位)に確認すると…。
大分澄んで来ています。
グリセリンを丁寧に抜くと…。
念のため、簡易試薬で反応の様子を観ます。
底に油滴は確認できません。
マズマズの出来?
常にこのレベルの反応が維持できれば苦労は無いのですが…。
下ブレした際にどうするのか?
答えがないメーカー・研究所などが多い様子。
依然混沌が続きます。
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更に反応追い込み装置で、残った僅かな?グリセリド類をメチルエステルへ変化させます。
粗BDF中のグリセリンもトラップします。
短時間で粗末なものを造るのか、それとも時間を掛けてでも良いものを造るのか?
私は後者を選択します。
2009年02月25日
閑話休題(時系列整理のツモリ)
BDF製法を無水にて開発し、発表までもう少し…?
ドンナ理があるのか、発表が楽しみです。
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エステル置換反応において、阻害要因をドウ事前ケアしているのか?
していない場合は高反応率をドウ導く工夫があるのか?
この辺が、見所と思います。
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一般的な、アルカリ触媒技法には、アルカリーアルカリ技法や、酸ーアルカリ技法などが以前より紹介があります。
ご参照;http://journeytoforever.org/jp/biodiesel_aleks.html
ご参照;http://journeytoforever.org/jp/biodiesel_aleksnew.html
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酸-アルカリ技法の…酸を液体から固体へ…?
その辺が、イオン交換樹脂を用いた前処理としての有効性を示唆します。
更なる工夫をするとしたら、…。
続きを読む?
2009年02月08日
BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方 part5
他にもあると思いますが、以下のように整理して見ます。
Ion exchange resin.pdf
他に文献あったらご紹介ください。
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1.イオン交換樹脂の用い方に共通することは、樹脂をアルコールで湿潤させていない点が気になります。
2.攪拌・通液する際、油脂とアルコールを混合している部分も共通しています。
2項と、カチオン交換樹脂の利用の部分でレバチットのグリセリン吸着利用法が抵触する可能性が…。
素人考えなので、専門家(特許裁判弁護士など)の判断が必要でしょう。
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FAME100%を目指しながら、果たして達成出来たのかが読みきれません。
タブン無理でしょう。
ただし、要素技術としては、ポテンシャルはやや高いです。
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2009年01月29日
理を学ぶ
大事なのは、何を結果として望み、どんな手法をとっているか?
ここに着眼すると、その中に理を見つけることが出来ます。(訓練が必要でしょうが…)
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食用油脂会社にも前処理の紹介がされています。
かなり省略されていますので、理を見つけるのは、少し難しいかもしれません。
ご参照;http://www.j-oil.com/qa/common_qa.html#qa01_1
http://www.nisshin-oillio.com/q_a/2_q1.shtml
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2009年01月21日
AV値とBDF(FAME)
昨今のBDFの品質悪化は、しょうがない?
そんな言い訳がましい事を私に言われても…。
そんな方は、ヤトロファやパームでBDF製造する際も、言い訳が付きまといそうですね?
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既に、解決技法は二つ紹介いたしました。
アレンジ・組み合わせによる、徹底除去も可能でしょう…
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特許公開中案件なので、…暫くは、様子見が続くのかな?
グリセリン洗浄法技術は今年8月頃が審査請求申請期限…。
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イオン交換樹脂による遊離脂肪酸のME化によるAV値改善…
出願番号;特願2006-174998
以前紹介いたしましたが…
実は、それ以前にも似たような出願があったような?
東北大学大学院工学研究科でしたでしょうか?
特許出願2004-292212
BDF製造に係るイオン交換樹脂を用いたBDF製造実験に関する事がマスコミ各社への連絡としてあったようです。
学会における口頭発表は2004年10月…?
近況についての調査は…進んでいませんが…。
どなたか情報ありましたら、連絡ください。
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東北大学大学院工学研究科では、樹脂の再生に関する特許も出願しているようです。
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2009年01月11日
反応を考える part10(攪拌を考えるW)
FAMEに近似するBDF品質、若しくはFAME規格満足が必用です。
今少し、前置きとしてお付き合いください。
今回の記載は、BDF系研究所、BDFメーカーの技術指導力の無さに老婆心を抱いた所以です。
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前置きは一緒ですが、今回は全てのメーカー&サイト、研究所を斬ります。
化学反応を体系付けるのは…。
正直苦手です…思考回路が機械屋なもので…。
市場にある、一般的な、アルカリ触媒製造方法について考察しましょう。
反応のパラメータとして用いられているものは?
1.各種材料の(重量又は容量)比率
2.原料廃油のAV値等(他POVとか?)
3.原料廃油の残留水分
4.原料廃油のその他の雑介物
5.温度
6.撹拌・混合
7.時間
今回も6項を考察します。
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時間軸で…。
某全国展開大手スーパー幹部に数年前に紹介した時と大して変わりはありませんが…。
FAME生産前提ですので…。
受け取る側の資質で…、金剛の価値にもなり、単なる紙くずにもなる…。
このブログをご覧になっている方にも言えます。
BDF生産技術において汲むべきところがない?と感じたなら読まなくて結構!時間の無駄です

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今回紹介する攪拌技術は…
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2009年01月09日
反応を考えるpart9(撹拌を考えるV)
出来の悪いBDFが増えています…そんなBDFには添加剤の効力もほとんどなし。
つまり、添加剤が効かないほど、出来が悪い…ってコト。
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前置きは一緒ですが、今回は全てのメーカー&サイト、研究所を斬ります。
化学反応を体系付けるのは…。
正直苦手です…思考回路が機械屋なもので…。
市場にある、一般的な、アルカリ触媒製造方法について考察しましょう。
反応のパラメータとして用いられているものは?
1.各種材料の(重量又は容量)比率
2.原料廃油のAV値等(他POVとか?)
3.原料廃油の残留水分
4.原料廃油のその他の雑介物
5.温度
6.撹拌・混合
7.時間
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どの研究所、BDF生産所も
FAMEが常に造れていない現状を踏まえ、今回も6項の撹拌について考えましょう。
適度にアルコールが入っていますので…。今日は 、サワリだけ…
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様々な攪拌器のメーカーがあります。
今までに、何らかのご縁があったのは…。
あいうえお順で…。
カンサイ、サタケ、シマザキ、タケウチ、ハンワ、ヘイシン…物覚えが良くありません
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復習;E-TR-image.pdf
攪拌器メーカーから更なる知恵を引き出すことが肝心。
どのBDF装置にもソレが見えません。
攪拌器メーカーにどういう攪拌(目的・イメージ)が欲しいのか?を伝えねば…。
つまり、凡人が伝えてもFAMEへの道は開けず、攪拌器メーカーは知恵の出しようがありません。
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こんな反応釜は門外漢
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2009年01月07日
BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方 part4
水素ベースでないと、置換して終わりでしょう?
吸着イオン(水酸化物)→放出イオン(水酸化物)として
KOH→NaOH、 CaOH→NaOH又はKOH, etc.
水素ベースでは水が発生して、残留アルカリ触媒とMEとが反応して石鹸となって…、
イオン交換樹脂表面を覆い、効果が直ぐに薄れます。
この辺をブレイク・スルーできない限り…使えません。
イオン交換樹脂を用いた特許技法は現在公開中です。
特許庁HPの左上辺りの特許電子図書館から検索して見てください。
ご参照;http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
出願人;学校法人 同志社
出願番号;特願2006-174998
公開番号;特開2008-1856
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このように、優れた技術は、あります。
扱う人間の技術センスが問われますが…。
特許技法をアレンジすれば…FAME製造が可能になります。
頭の硬い方がダメ出しをします。
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2008年12月30日
BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方part3
LANXESS社のLEWATIT(レバチット)K2567はSO3-Naタイプ…以前記しました。
直ぐに忘れるので、ここに再度記して考察したいと思います。
FAMEから著しくかけ離れた粗悪なBDFは、トリグリセリドが多く残留すると、浸潤させたメタノールが反応であっという間に消費されるでしょう。
トリグリセリド1分子に対し、メタノール3分子が…。
さらに温度制御も50℃程度以上にしないと…いけないかも?
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Naベースのイオン交換樹脂は…KOH触媒=BDFには…初期において、不具合の発生が懸念されます。
私がチョイスするなら、Kベースのイオン交換樹脂を用いるか、メタノール浸潤作業時にKOH=メトキシドで前処理を試みます。
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粗末なBDFには、その効果を得られるBDF量が少ない、つまり、何度も、浸潤作業(樹脂再生)を繰り返す必要性が出て来ます。
粗末なBDFでは更なる欠点が樹脂に発生するでしょう。
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2008年12月27日
BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方part2
LANXESS社のLEWATIT(レバチット)K2567はSO3-Naタイプ…以前記しました。
直ぐに忘れるので、ここに再度記して考察したいと思います。
エステル交換を更に高率に導くための補助的役割…が本音の部分。
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アンバーリストを用いたBDF前処理実験での手応えは…充分なもの。
常温における反応スピードに…その量に…特許権抵触回避は…、いらぬエネルギーを使うのかも知りません。
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カノ会社の言い分=グリセリン吸着?
何PPMを?何PPMへ?
他の手立ては、ナンボもあります。
なにも、高価な樹脂を使わずとも…デス。
**********続きを読む?
2008年12月26日
BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方 part1
直ぐに忘れるので、ここに再度記して考察したいと思います。
最近手に入り難くなった?
BDFプロセスに、イオン交換樹脂を用いるのは、イオン交換樹脂に精通したからなのでしょう?
かの営業の最近の言い分だそうです。
LANXESS社の営業の当初の入れ込み具合が180度転換したような?
日本の特許権抵触の可能性を認識した為のものと推測します。
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メタノールで十分な洗浄を…(=メタノールによる十分な浸潤→膨潤)この部分だけが既存特許との相違部分(=より秀でた部分)ではないでしょうか?
それ以外は、反応直後の、残留トリグリセリド(ヘタレな反応釜ゆえ)と反応に参加できない残留メタノール…。
この部分が、抵触することになろうかと思います。(全ては特許裁判の判断が絶対です)
(残留モノ・ジグリセリドだけだと言い逃れが出来たのかも…?)
日本の技術レベルを見透かしての、営業戦略の方向転換と思われます。
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特許権に抵触する事実確認は…BDF製造所経営者の責任です。
知らなかったでは済まされない(=技術の盗人呼ばわりも有り得ます)
続きを読む?
2008年11月28日
失敗のための実験?
その方は、気をつける点(欠点・注意点の回避など)をどの様に工夫・知恵を出されたのか?
現時点での提唱技法は市場に既存するメチルエステル変換率の甘い(FAMEと呼べない)BDF装置への融合可能なものとして発信しました。
廃グリセリン中和技法は、油中の石鹸分までグリセリンに吸着・除去させなければ、効力は半分以下です。
吸着・除去させる工夫・知恵は在りましたか?
イオン交換樹脂を用いた遊離脂肪酸のメチルエステル化は、溶解スルホン化物を事前に除去することが一つ。
もう一つは効力が落ちてきたことを、察知する機構(意外と簡単ですが…)
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