2010年07月01日

HVOとは?

HVOとは、Hydrotreated Vegetable Oilだそうです。
 
トヨタなど3社、混合液体燃料使用のハイブリッド路線バスの実証運行を実施
ご参照;http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=255199&lindID=5
ついでにコッチも
トヨタなど3社、都バスで新タイプのバイオディーゼル燃料の実証運行
ご参照;http://www.sankeibiz.jp/business/news/100630/bsd1006301600020-n1.htm
(動物性油脂(獣脂=Tallow)を原料に造ったらVOじゃないだろうに…) 

先にBHDとして紹介していた筈では?
一体、何がどう異なるのか?
マスコミの分析能力に期待します。
***********
BHDに関する過去記事はこちら
ご参照;http://www.sankeibiz.jp/business/news/100630/bsd1006301600020-n1.htm
ご参照;http://kankyou-system-p.sblo.jp/article/8820926.html
ご参照;http://kankyou-system-p.sblo.jp/article/9302922.html
今回20%まで混ぜられる事は少しは進化した?
パーム核油を使ったりしてテ(笑い)
クラッキング込みのプロセスでは、エネルギー支出が更にアップ…?

出来た成分は同じ炭化水素油でしょう?(炭素鎖数は異なるでしょうが…)
FTDに混ぜて使うそうですが…
ベンゼン環(アロマ分)や硫黄を含まない事をアピールしないと欠点が目立つ?
排気ガス浄化用触媒の劣化防止や、触媒使用量をケチル為の詭弁のようにも思います。
 
製造におけるエネルギー支出などで、HVOはバイオ燃料の定義(ガソリンの半分=CO2排出?)から外れるのでは?
 

posted by sasap- at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2010年01月22日

虫からBDF?

お蚕さんよりBDFが生産される?
蛹の中にある25%の油を利用するのだとか…。
ご参照;http://www.tuat.ac.jp/disclosure/pressrelease/20090624141934/20100118192737/upimg/201001201257061325744656.pdf
利活用の主幹の高利益商品が創出できれば、副生成品として確立できそうですね…。
問題はコスト低減の知恵を何処まで盛り込めるか?
「シルク=FAME」の商品名など如何でしょう?
粗悪BDFレベルの精製率なら要りませんケド…。

コストを下げたなら…続きを読む?
posted by sasap- at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2009年10月08日

BTL会議(3)(収穫)

今回の会議の説明の中には、残念ながら、技術的に汲むものはあまり無かったように思えます。
受け取り手の私の資質が粗末なせいでしょうか?
今後受け取った資料を穿り返して、考察したいと思います。
 
今回の収穫は会議参加の為の道中に多かった気がします。
今回の資料としての収穫は…こちら。
itadakimono09-10.jpg
道中の書物(読書)はこちら。
dokudho09-10.jpg
(彼の周りの方の本を読んで理解したつもりになっていましたが…。
彼に会って話をしたくなりました。理は土にある…とする彼の畑の、田の土の匂いを嗅いでみたい衝動に駆られました。彼の畑の虫たちに会いたくなりました。でも彼は会ってくれないかも知れません。)
 
赴いた処での会話は∞。(大変勉強になりました)
何気ない言葉の中に技術の取捨選択が窺えます。
続きを読む?
posted by sasap- at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2009年10月07日

BTL会議(2)

会場入りは30分少し前位…。
ビル入り口付近工事のため、何処が入り口なのか???
迷いました。
BTL-kaigi.jpg   BTL-kaigi-2.jpg
前のほうに座り、話を聞き逃さないように…。
既に数人の方が入られ、席についていました。
渡された資料は概ねネットに掲載されているものと一緒の様です。
ご参照;https://app3.infoc.nedo.go.jp/gyouji/events/FF/nedoevent.2009-08-04.3569173241/30a430aa30de30b95408621071c365996210679c5831544a66f8.pdf
150頁位あるようです。
********
中略
*******
資料にない裏話は少ないように感じました。
説明の順番が資料の順番と逸脱し、判り辛かった気がします。
「資料?ページをご覧下さい…」という一言があれば…完璧でしょう!
技術的な議論はそれ以前の話で纏まっていましたので、しませんでした。
次回に聞きたい話は…
 
 
 続きを読む?
posted by sasap- at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2009年10月06日

BTL会議(1)

先にNEDOから案内があった会議に出席を申し込みました。
会議は、10月5日13:30〜川崎にて…

今、話題のFT合成油についても触れられていましたので…。
************

夜行バスの下車予定を東京に変更し、…
午前中、予てより一度訪ねたかった墨田区某所に赴きます。
方向音痴な私は案の定道に迷います。

迎えに来て頂ける?有り難いです。
お邪魔した場所は…。
 

続きを読む?
posted by sasap- at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2008年09月10日

気になる記事達08-09@

木材などから軽油・重油などを生産?
ご参照;BTL-kamo1.pdf
注目技術は…レンジでチン?
加熱アイテムの簡素化が可能でしょう…。
水分含有量が一つの要因として捉える事が必要かも?
それにしても、木材重量のの6〜7割が油になるなんて…
木材重量は、何%水分含有を指すのかしら?
記者がアホだと、キモを外します。
 
論理はBTLと共通でしょうか?
同じなら、プラスチックでも、紙くずでも、稲わらなどでも…。
何ででも出来そうです。
*************
バイオエタノール関連
hakkounetu.pdf
撹拌やら冷却設備が不要になる?若しくは簡素化可能?
どのようにプラント化するのかが、楽しみな技術です。
************
 
続きを読む?
posted by sasap- at 23:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2008年02月03日

藻から軽油?

秋田では今日AM7:00から放送しておりました。

所さんの目がテン
http://www.ntv.co.jp/megaten/

素人に判り易く、石油由来の油種の違いを判り易く紹介…。
乙4持っている人にはアタリマエ過ぎて…。

そんな中、軽油を作る藻が紹介された。
藻を10日間増やして、(30mlだったかな?)抽出し、カートを走らせる…。

軽油に近い成分…?
粘性は…見た感じは重油に近い粘性。
どんな分子構造なのか?

興味があります。

08/07追記
デンソーが年間80ton生産する?
ご参照;http://www.asahi.com/eco/NGY200807080010.html

少しずつ動いてきています。

続きを読む?
posted by sasap- at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2008年01月10日

BHDから見る軽油の不思議

融点・沸点で、C15〜17炭化水素油を見てみましょう。
軽油の区分としては、この辺にありそうです。
15ペンタデカン……………融10℃沸268℃
16ヘキサデカン……………融18℃沸280℃
17ヘプタデカン……………融22℃沸303℃
参考
14テトラデカン……………融5.5℃沸251℃
18オクタデカン……………融28℃沸317℃
融点が15〜20℃?
15℃の場合の主成分が何なのだろう?

それにしても、なぜ、軽油は液体か?
主成分を15〜17の3つにしておいて…。
特1号でさえ、流動点が5℃以下なそうな

その他成分が関与して?
それとも最初から添加剤アリキ?
軽油についての考察はコレが初めてです。
新しい疑問との出会いはワクワクします。
続きを読む?
posted by sasap- at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2008年01月09日

BHDの欠点

マスコミの中でようやく及第点の記事を見つけました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080107/1005880/
15〜20℃で固まる…。
だから10%しか軽油に混ぜられない。

今回の都バスに用いるBHDの原料は何だったのかな?
パームじゃ云ってる事とやってる事が…?

BHDの特性はもう少し掘り下げた取材(解析)が必要です。
セタン価アップ=15〜20℃で固まる?(もっと温度高くない?)
BHD10%混ぜた軽油はフィルター目詰まり点は何度?
1号軽油相当なのか、2号軽油相当なのか…?
どんな原料でも一律成分?
ETC.

どんな材料でも同一の成分が得られるのなら、AV値、POVが高い脂、魚油や牛脂等焼却処分されるものを利用するのが良いと思います。
BDFとの棲み分けは可能でしょう。

続きを読む?
posted by sasap- at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2008年01月06日

BTLの行方

BTLは第三世代だそうです。
KDV関係者とメールでのやり取り…。

やはり、可燃物を原料としたMTL(マテリアル トゥー リキッド)が本質のようです。

反応温度は300度位とか…。
必要とする熱エネルギーも小さいし…
灰分を触媒から高効率で除去するシステムを組み合わせれば…。
ごみ焼却処分場は格段の進化を遂げるでしょうね…。

収集運搬・埋め立て処分の車両の燃料を作り、もしかしたら、プラントの必要熱エネルギーまでも賄えるかも?

ゴミに係るランニングコストは半減するでしょうね…。


続きを読む?
posted by sasap- at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2007年12月29日

BHD資料と私見2

とある化学工場の火災・爆発事故を検証します。

仕切り板の取替え時に何らかの要因で、バルブが開放?脱落?して190℃(ダッタヨナ?)の冷媒用オイルが漏れ…。

運転中にやる事??

バイパス回路組んで、交換作業をする方は、使用不可に切り替えて、冷媒用オイルの温度を常温に冷却してから行えば問題なかったのでは?
危険予知のレベルの低さが伺えます。

バイパス回路を組む設備予算が取れなかった?
メンテナンスの気配りをプラントのアチラコチラに入れると高価になりますが…4人の人命より高いの?

BHDプラントの処理温度は?高温ではないのでしょうか?
熱回収や、冷媒用オイルは使用しないのかな?

メンテナンス、危険予知・危険回避を盛り込んだプラント構成、作業手順が求められます。

続きを読む?
posted by sasap- at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2007年12月26日

BHDの手前味噌?

今日はコレをいじります。
BHD-siryou2.jpg

P8「バイオディーゼル燃料は第二世代のBHDへ」から

この第二世代のバイオディーゼル燃料、BHD(Bio Hydrofined Diesel)は、従来の軽油と同等以上の優れた性質を有するため、FAMEとは異なり軽油への混合比率の制約がありません。

??
なぜ、今回バスを走らせる事に関して混合率を10%にしちゃったの?
100%で頑張ってよ!!

出来ない理由は…?
マスコミさん、もっと突っ込んでね?
スポンサーだから突っ込めない?だから信用されないんだよ…。
posted by sasap- at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2007年12月23日

BHD資料と私見1

戴いた資料は…
siryou-BHD.jpg
これをネタに致しましょう。
BDH-1.jpg
先ず、コレが疑問!!
BDH-2.jpg
なんで精製したパーム油でないと、いけないの?
パーム粗油で作れそうな気がしています。
1tonのパーム油を精製するのに、数tonの水を汚すと聞いた事が有ります。
BDFとの優位性を唱えるなら、この辺を強調した方が効果的です。
(洗剤メーカーを敵に廻すかも知れませんが…)

次に
BDH-3.jpg

原料によって、組成偏りません?
低分子が多いものと、高分子(とは云っても、C18前後のもの)
低分子過多なら、流動点優位でしょうけど、セタン価低めだろうし…。
C18過多なら?セタン価高めだろうけど、流動点期待できないし…。

結局そのあとの、分留工程をセットで考えるんでしょう?
エネルギー収支を考えると…たらーっ(汗)
少量生産に優位なBDFとは棲み分けが出来ると思いますが…?
(けん制したいのは、大規模パーム油BDF?)

BHDは大型プラント(数百〜数千億円)で大量生産が基盤でしょう?
日量数百〜千万Lクラスかな?

日量200L〜のプラントで、事業採算性確保出来るなら、是非黒ハートお願いしたいです。




続きを読む?
posted by sasap- at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2007年12月09日

BHDとBTL?

ずーっと以前、BDF関係で公的機関の傍聴会に出席した際、会話させていただいたiさんから、資料が届きました。有難うございます。

BHDが第二世代、BTLが第三世代…なるほどそうですか…。
自称…から始まったソレはもう定着している…って事ですね?

詳細は後日資料をコピーしながら考察をアップしたいと思います。

問題は…資料上で比較の為(?)、BDFはコンナモノと決め付けていらっしゃる現実。
なるほど、ソレが事実ならば救済せねば…。
特許出願を急ぎましょう。
権利取得範囲の風呂敷を広げるのは止めにして、救済のベクトルで纏めます。
iさん、続きを読む?
posted by sasap- at 21:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?

2007年11月22日

第二世代BDF?(関係者からのメール)

原料に無駄がない様に見えるのは、私だけ?
参照CCI00006.pdf
Kankyou_Business12_2007.pdf
2MBもあるPDF…本来は却下なんだけど。(るんるんど〜でもイイデスヨるんるん

プラントのエネルギ消費率は、ジャトロファの場合、燃料生産量の10%とか…。
でも、それには、ミリング(粉砕)装置のエネルギや、水分調整用の熱エネルギーは含まれていますか?
コメント欄での議論を欲します。
お待ちしてま〜す揺れるハート

続きを読む?
posted by sasap- at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 第二世代BDF?