2008年12月20日

BDF エステル変換=時間

イメージにとどめます。
この辺をデータ化(グラフ化)出来ていればどの位置に居るのか査定できます。
ご参照;E-TR-image.pdf
イメージAの最初の立ち上がりが鋭い反応釜は良い反応釜でしょう。
ただし、安易な大型化や原料油脂のAV値の悪化でどんどんイメージBへ堕落していきます。
 
せめて、堕落しないための知恵と工夫を尽くしてください。
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S社は未使用食油を用いてイメージBでしょう…。
AV値が悪化する昨今ですと…もうやだ〜(悲しい顔)
ご紹介した前処理技法はS社の昨今のクソBDFにも有効です。
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posted by sasap- at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2008年05月13日

KOH触媒の優れる訳…(温度の比較)

NaOHはママゴトに任せましょう。
KOHの触媒の優れる訳を考察しましょう。
kari-hure-ku.jpg
り出したのは凡そ10gのKOHフレーク…95%以上の純度なそうな。
コレを100ccのメタノールに溶解させます。
時間を掛けて…。
溶解における発熱量、蒸気発生量を見込み、容器、時間、容量等のパラメータを吟味しています。
hatunetu.jpg
5分間をかけて、ジンワリ溶解して、温度計は48℃を示します。
この時の気温は26度。エアキャップで、気休めの保温を試みています。
容器重量はガラスなれど、150g程有ります。

《ガラスは容器として危険(=急激な発熱での割れ・飛散等)ですが、魅せる為に慎重に行います。》
NaOHはコレ(48℃)をハルカに下回ります。
 

実はついでに水素発生の有無について20μm厚ポリエチ袋で回収を試みています。

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posted by sasap- at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2008年05月11日

ナゼ?BDFは普及しないのか?'08-05

難しい事を云うとBDF精製装置が売れない…。
この一言でしょうね…。もうやだ〜(悲しい顔)


処々の取材等を通じて工業的プロセス管理・原材料管理している処を観た事が在りません。
製造者のカルチャーショックのレベルが廃食用油で車が走る程度にある事が一因でしょう。
結局その後の、「素人にも簡単!に作れます」という営業フレーズに載せられ購入しています。
彼らはメーカーの云う通りにすれば間違いない…と思っています。


原料の廃食用油のロット管理の手法のヒントをホームページにフリーソフトで載せました。
でも、誰がコレを元に管理実践しているのでしょう?


別な手法の工業的管理も当然ありですけど…?
少なくても、原・材料のロット管理をしましょう!
面倒くさい!!と思った貴方にはBDF精製販売する資格は在りません。
う〜ん、残念!

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posted by sasap- at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2008年04月17日

全てを斬ります…(かも?)

チョットブームは過ぎてますが…。
滴定がどうやら、温度がどうやら、中途半端な解釈で、他者をウソ・インチキ呼ばわりする集団や、市場にある既存の装置の利点・欠点を、チクチクしながら解説しようかしら?(ザンネーン!!ってさ…)
参考テキストは、膨大学の特許公開技報を用いて。
一部は小生の昨年のブログ公開の製造技法などが、偶然にも、酷似(本人の感じ方なので…)します。
もう一部は、相馬油脂さんの技法が…。
ブログで公開(コメント欄だったかしら?探せませんでしたが…)したつもりでしたあせあせ(飛び散る汗)
用い方については、小生の方が活かしていると思います手(チョキ)
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posted by sasap- at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2007年11月02日

カマス(かき混ぜる)U

メチルエステル変換率が99.5%以上
残グリセリン量10PPM以下
メタノール残存量0.2%以下
カマスを極めれば無水・非水?でも可能です。

問題を、水(温水)洗浄、非水洗浄で議論してますが…exclamation&question
触媒を洗浄前に有効に除去できる知恵の無い方々が語っても…もうやだ〜(悲しい顔)
シヨウガ在りません。

問題は、メチルエステル変換率を吟味できない市場のメーカー・研究所の姿勢です。
相変わらずのドングリの背比べ、足の引っ張り合いもうやだ〜(悲しい顔)

天邪鬼には、常識の壁を造って逃げているようにしか見えませんけど…眼鏡



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posted by sasap- at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2007年10月30日

カマス(かき混ぜる)

kakuhan-yoku.JPG
え?プロペラはアルミですか?
注文時には判りませんでした。

あのう…SUS(ステンレス)は在りません??
ない…トホホ

強アルカリ触媒にアルミは使用したく在りません。
仕方なく、タービンタイプのSUS製を注文しました。

10〜20Lクラスのカマシガダはこれで充分。

でもね、100L、200L 以上になったら?
迷わず撹拌器メーカーの知恵を借ります。

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posted by sasap- at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章

2007年09月30日

なぜBDFは普及しないのか?上級編T (ホットケーキと容量)

なぜ?普及しないのか?
反応槽大型化による反応収束率の劣化(劣化とバラツキ)が一因と思われます。

ホットケーキを4人前…簡単exclamation&question楽勝exclamation×2に作れます。
でもね、ホットケーキを400人前…もはや困難ですあせあせ(飛び散る汗)
ダマは出来るハ、練っちゃうハ…。

ビーカー<梅酒ビン<ペール管<ドラム缶(100L位?)<200L<400L<600L<1000Lオーバー…
どんどん均質に分散・反応させる事が難しくなります。

均質分散の為の撹拌に知恵(=技術)が求められます。

AV・水分・その他、些細な事により更に反応収束率を下げます。
大型化により、出来が良かったり、悪かったり…。

メーカーにそれを防ぐ知恵が在ったのでしょうか?
問うて見ましょう。

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posted by sasap- at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編序章