2016年10月11日

いろいろ16-10-11

本日、特許庁から、受領書が届きました。

葉書一枚。

味気の無さが、お役所ッポイ。

昨月の特許料納付に関して…。

送った書類の名前は、「特許年金納付」?

年金というのは違和感を覚えます。

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国道7号の工事で片側通行に掛る時間が…。

長すぎる気がします。

285号に入るまで、10分以上。

早く終わって欲しいものです。

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こはぜの実の収穫をしていますが…。

天気が芳しく在りません。

晴れている時間が…短い!

今週末は晴れて欲しいな。

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2013年10月17日

特許証が届いた13-10

本日自宅へ帰ると…。
特許庁から書類が郵送されていました。
中には特許権設定登録通知書と特許証が…。
BDF特許13-10-17.jpg
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特許第5376110号。
早速、愛車には特許取得のシールを、装置には特許番号のシールを貼りましょう。

アルカリ触媒技法に適合・融合可能な特許技術です。
時間がかかるのが、タマニキズ。
高純度FAMEを求める方々にのみ、導入検討をお願いしたいと思います。
生産能力を落とさず、適合を望むなら、ソレナリの提案をさせていただきます。

普通の製造工程における生産技術です。
製造現場では常識的な話が、BDFを扱う処には理解・通用しない。(笑)
普及には時間が掛るでしょうね…。

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2013年10月03日

今頃?13-10

本日、特許庁から、受領書が届きました。
「特許設定納付」について。
9月10日提出
9月11日受付

10月1日発送ですので…。
9月分を纏めて10月1日で発送した…と云う事?
では、特許証書はあと1ヶ月は掛るということかしら?

時間が掛りますね…。

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2013年09月10日

特許料支払い13-09

本日、特許料の支払いと、使用許諾についての書類を郵送。
明後日までには到着していると思います。
約一ヶ月後には、特許証書が送られてくると思います。
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3年分で9,300円。
10年後がチョットきついですね。
先ずは、今在る装置に特許番号を記載できる事を楽しみにしましょう。
あと、車のケツのシールを「特許出願中」から「特許取得」に張り替えましょう。
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この外に、耐寒BDF製造方法、クローズド水洗い法など、特許ネタは在りますが…。
どうしようかな?
時間軸で、機が熟したら採ってみようかしら?
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2013年09月06日

特許手続き中13-09

中央郵便局で特許印紙を購入。
支払い用文書の様式を戴いたので、要所を穴埋め記述。
コレで良いのかな?
月曜日にチェックして戴きましょう。

使用許諾の様式も穴埋めしたので一緒に出したいと思います。
先ずは月曜日を待ちましょう。

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2013年09月04日

特許査定が届いた13-09

2008年4月に出した特許が、ようやく特許査定として届きました。
二度の補正書によりナントカ取れた感じ。
実に5年と5ヶ月位?
長かったなぁ〜。
請求項は4つですので、
2300円+200円×4=3100円
で3年分だから…
3100円×3=9300円
カナ?

明日にでも企業活性化センターの担当者に相談いたしましょう。
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2013年06月18日

最後になるか?13-06

本日、企業活性化センターに赴き、特許の電子出願(補正手続)を致しました。
内容は、…9割近くは、特許審査官の提案どおり。
請求項の3、と4の温度に関する記述。
顕在化したシステムでは、常温域の高温側で高効率を示します。
それを高温側に逸脱しての使用でも、処理流量を抑えると同様の効果が認められるので、温度に関する記述を削除しました。
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先の審査官との電話のやり取りでは、手ごたえ充分。
あとは…フォローをこまめに致したいと思います。
応えが無い場合の催促は2ヵ月後位かな?
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出願から5年以上。
出願当時はBDF検査機関も少なく、更に余り知られていませんでした。
5年間の間、様々な検査機関の協力が得られました。
様々な補足データが得られた事は、時間経過における様々な検査機関のBDFに対する成熟があった?
様々な方々との出会いは、小生の力・知恵となりました。
神の意思が働いたのでしょうか?
何はトモあれ、関係各所の方々に感謝です。
戴いたデータは誤解がない範囲で出来うる限り公開して参りました。

今後も研鑽・公開に勤めます。

posted by sasap- at 20:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 特許出願

2013年05月29日

拒絶理由が届きました13-05

葉書の催促が効いたのか…。
本日家に戻ると特許庁から封筒が…。
カナリ薄い拒絶通知だな?
中身は、先の補正書の添削と思える内容が…。
補正の仕方の例文が載っていました。
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企業が出願する特許や商標や、関連するものを纏めて審査・処理する事が先に決まっていました。
大変忙しい最中、素早く対応戴き感謝です。
若いのに感心だな!

コレに従い、再度、補正・提出いたしましょう。
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コンナ日が来ると思い、住基カードを更新していました。
先ずは、企業活性化センター窓口の担当者と連絡を取りましょう。


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2012年12月05日

いろいろ12-12part2

日は、制御盤追加の為の配管工事。
新設予定の盤の前の邪魔になる配管を寄せます。
気温5℃辺りの作業は、正直堪えます。
来週には、廃油加熱槽、反応槽のヒーター露出時にヒーター電源が切れるように…改造します。
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え?6〜9ヶ月先に答が出る場合がある?
県庁の特許出願にご助力戴いた方に情報を求めました。

3ヶ月で回答が得られる思い、拒絶通知書に対する応答のシュミレーションをしていましたが、肩透かしを喰らった感じです。
関係各所への連絡を取りましょう。
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明日からは、車での移動が多いので、電話に出られない場面が在ります。
メールは7日18時位までチェックできません。
ご了承下さい。
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2012年08月08日

補正書と意見書12-08

本日、拒絶通知書に対する、補正書と意見書を電子提出しました。
写真は後日。
denshi-shutugann12-08.JPG
先の弁理士さんの無料相談会では、キモが把握できなかったので、曖昧な請求内容になっていました。

今回、審査官の方と相談の上、書き直しました。
最低もう一度のやり取りがある…。
それだけで充分です。

特許出願技術の最高の効力を求める条件出しを今後行いましょう。

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2012年07月13日

サンプル作り12-07part1

反応追い込み24時間後の反応槽は下面のキズまでクッキリ・スッキリ見えます。
24jikan-shori12-07.jpg
35℃の液温で、加工途中(=水洗いなし)での、この透明度はその辺の水洗いプロセスには在り得ない?光景として映るでしょう。(笑)
53℃で先の写真の透明度でした。

改造結果をアチラコチラの検査機関にお願いする為にサンプルを造ります。
GC-sample12-07.jpg
冷やしているので、拭いても結露が酷いです。
製造条件を決める為の製造途中の注目項目データを集積し、傾向性を吟味します。

この後にもう一段の検査確認を予定しています。

欠点も利点も全て公開。
欠点を隠して、利点ばかりを公開しても何の意味もありません。
成功ばかりを強調されて、失敗を隠しても同じ事です。

失敗から学ぶ事は多いです。
欠点を補う、逆転の発想で、利点と化す。
そんな発想が、進化を促します。

なぞる程度のコピーは不愉快極まりない。
一段、二段、進化があれば、賞賛いたしましょう。


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2012年07月06日

データが届く12-07part2

反応途中の結果が出ました。
傾向性が見える部分で纏めると…
(福)秋田いなほ福祉会 様(加工途中) 分析結果.pdf
200L寸胴を加工した槽なので、重質層として未反応油脂が偏在・滞留している可能性が。
除外したデータは外乱要因で傾向性が崩れたと観ないと、可逆反応が起きたことに…。
しかも現象と合致しない数値データです。
今後は、反応追い込み装置出口に一番近い処からサンプリングしましょう。

反応後の静置・分離槽としては、コニカル(円錐)の底部形状が望ましいです。
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次回は、反応追い込み装置を活かす為の工夫を少し施してみましょう。
反応槽としてのメチルエステル化を何処まで高められるか?
すり鉢状の液面(コーニング?)を抑えて、高せん断力と循環力のバランスを調整して、更なる高みを目指します。
反応槽として、トリ・グリをゼロに限りなく近づけ、反応追い込み装置が目指すは99.8%以上!
出来ればスリーナイン以上が欲しいですね…。

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2012年07月04日

データが届く12-07part1

本日、データが届きました。
メタノールを減圧で減らし、低温保存で反応進行を食い止めたつもりでしたが…。
13、14日サンプル作成送付、18日仲介者受け取り、22日検査機関受け取り、26日検査。
約2週間程、掛っています。
低温保存は各所にお願いしていましたので、やってくれているモノと思います。

本日、ガスクロ・データが届きましたが…。
0〜13時間は、予想したトレンドを示しますが、18時間以降はハテナ?です。
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初回に触媒溶融メタノールを含浸させてから、追い込み装置はホッタラカシです。
既に600Lを処理しました。
粗BDF中にある余剰メタノールと触媒成分を随時受け取りながら、反応を100%へ収束する筈でしたが…。
論理的には半永久的な効果を生みます。
欠点は、異物・石鹸などによる機能劣化。
前段の安価なプレフィルターに受け止めてもらいます。

過去には1万L以上の継続使用が可能でした。
それを更に、バージョンアップしたシステムとして構成しています。
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あとは来週以降の反応槽などの改造後の結果ですね…。
次回は外乱要因を削除する為、サンプル取得場所を変更いたしましょう。
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水洗いでの洗浄廃水のBOD結果が確定したそうです。
BOD10,000mg/L?
明日にはデータとサンプルを受け取れそうです。

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2012年06月30日

特許拒絶通知書が届いた12-06

11月末頃まで届かないものと思っておりました。
6月の中旬頃にも審査中の記述は無いようでしたが…?

LED特許で免疫ができているものの…。
少しがっかりします。

内容を読むにつけ…
担当者の理解に誤認が在る様子です。
これらを払拭するには、どのように説明したら良いでしょう?
暫く思案いたしましょう。

効果的なのは、数値データです。
検査費用がバカ高い事が貧乏な小生には足枷となっています。

リーズナブルな値段で行っていただける検査機関の検査結果を待ちましょう。
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特許出願技術を用いた装置を使用出来る環境は、拒絶理由に対する意見書を作り易くします。
これも神の采配でしょうか?
暫くこの境遇を精一杯楽しみましょう。
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引用特許文献を特許電子図書館に求めましたが、7月2日8:00までメンテナンスで使えない様子です。
土日にユックリ吟味しようと思ったのに…。
posted by sasap- at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 特許出願

2012年06月15日

特許出願技術の胎動12-06part5

アチラコチラから相談を受けるのは…。
粗末な反応が発生した場合の対処法とか…。
反応率をアップする処方箋を某社から戴いた際の副作用対策について。
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原料について、AV値や水分、異物などを理想に近づける。

真空脱水をして判ったことは、水分を含まない廃油は殆ど存在しない事。
「異物や水分の含まない廃油を準備してください」
BDF装置メーカー某社の説明文だったような…?
*******
3回目の反応は、反応釜の攪拌翼がでか過ぎ?て回転数が上がらない(=パワー不足)。
アルカリ触媒は、4月購入分で劣化が気になります。
攪拌反応=終了後16時間は経過した35℃静置の反応釜内部は…
hidoi-hannnou12-06.jpg
ヒーターや温度センサーのシルエットもぼやけています。
3回目にして酷いものです。
********
特許出願の反応追い込み装置は、こんな反応結果でも時間さえ掛ければ、底まで透明にします。
50分後は…
50hungo-hidoi-hannou12-06.jpg
5時間もすると…
5jikango-hidoi-hannou12-06.jpg
同じ温度です。
その際、当該装置から出てきた廃グリセリンの量にビックリ!
5jikango-gurino-ryou12-06.jpg
攪拌・反応釜から廃グリセリンを下抜きする際、キレが悪い感じがありました。
寸胴の平らな底の中央に下抜きの穴が開いています。

送液開始からチョットの間、廃グリセリン交じりのウーロン茶色の粗BDFが入りました。
24時間後、48時間後の廃グリセリンの集まり具合を確認しましょう。
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2012年06月14日

特許出願技術の胎動12-06part4

反応の収束はこの温度域ではどうだろう?
反応追い込み装置から出る廃グリセリンの量で…
13時間後
13jikango12-06.jpg
18時間後
18jikango12-06.jpg
24時間後
24jikango12-06.jpg
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反応収束は6時間くらいカナ?
トリ・グリが上手く無くなっていたら良いのだけれど…。

いずれ、以前よりはマシなエステル変換率が見込めます。
結果は、2週間後くらいかな?
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廃グリセリンは…サラサラしていて、メタノール臭がします。
工業用の純度の高いグリセリン原液は、無色透明で水飴のように、粘っこい。
廃グリセリンには、メタノール・触媒成分・水分・その他成分が混在します。

グリセリン分子とグリセリド分子
アバウトに
グリセリン分子を1として
モノグリセリドが4位
ジグリセリドが7位
トリグリセリドが10位

油脂100kgを反応単位として
グリセリン100g(0.1wt%)を絞り取ったら…
モノグリセリドで400g(0.4wt%)相当?
ジグリで700g(0.7wt%)相当?
トリグリなら1000g(1wt%)相当?

特許出願中の反応追い込み装置は、このグリセリンを搾り取ります。



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2012年06月13日

特許出願技術の胎動12-06part3

反応追い込み装置の初期設定をします。
流量は…4L/min.
温度は35℃で静置していましたので、やがて、温度計もその近傍を示すでしょう。
ryuryou-settei12-06.jpg ryuuryou-settei-ji12-06.jpg
*********
6時間後
6jikango-ji12-06.jpg 6jikango-ji-2-12-06.jpg
追い込み装置内部の温度が上がり、負荷が減った為、流量が10%程アップした様子。
透明度は既に底までくっきり見えます。
6jikango12-06.jpg
***********
反応追い込み装置内部では、未反応油脂(トリ・ジ・モノ・グリセリド)がグリセリンに変ります。
guri-oikomi-6jikango12-06.jpg
6時間後のサンプルは…
6jikango-sample12-06.jpg
反応釜からグリセリンを抜いた直後のサンプル。
guri-jokyo-start12-06.jpg
蒸発缶で失敗しました。
真空圧を急激に上げて、ビン内部のBDFが缶内部に飛散。
水分の突沸が在った様子です。
12時間(寝坊して13時間後)のサンプルも同様です。

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2012年06月12日

特許出願技術の胎動12-06part2

写真は後日。
反応を終えて、丸一日(24時間)静置します。
濁りはほとんど、反応直後と変わらず。
kusumi-35do-12-06.jpg
反応追い込み装置を稼働させて20分ほどで…
槽の底が見えてきました。
kusumi-20hun-go-12-06.jpg
目に見える変化は…素人受けするネ?
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先ずは、サンプリング
グリセリン分離用ドレンからグリセリンを追い出し、3Lビーカーに粗BDFを3L受けます。
5分ほど静置してから、山菜ビン200mL位のものに入れます。
あとは、真空蒸発缶でメタノールを抜けば完成です。

反応追い込み装置を稼働させて6時間ごとのサンプルを作りましょう。
posted by sasap- at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 特許出願

2012年06月01日

特許出願技法の胎動12-06part1

先月からのシリーズです。
試作サンプルのガス・クロ検査等の結果が出ました。
kensa-kekka12-06-01.jpg GAS-Cro12-06-01.jpg
酸化防止剤はどのカーブに現れているのでしょう?
反応槽での出来と後処理装置の稼働時間毎のガスクロ結果があれば、スリーナイン(99.9%)の方向性も探れるでしょう。
先ずは反応槽の反応率をアップする方向で…。
kakuhan-yoku-zumen12-06-01.jpg
なんで、水平方向から35度なのか?
垂直方向なら、少しは納得できたのだが…。
*****
あれほど、せん断力が欲しいと言ったのに…。

傾斜タービン2枚売りつける為の方便かナ?
槽径567mmに対し翼径300mmで2枚?
教科書の数値からは逸脱します。
コレで求める結果・方向性が出なかったら、三流のソシリを受けていただきましょう。
*******
トリグリを無くせば、あとはジグリとモノグリ。
ジグリを喰うのは容易いが、モノグリは、温度条件を吟味する必要があります。
特許技術を使いこなすには、観察力、経験値、洞察力が必要です。
*********
メチルエステルが99%、モノグリが0.9%…。
想定内ながら…。
反応槽での出来に満足出来ないのは私だけ?
AV値、水分、異物の全てにおいて、反応好条件が前提なら、もっとマシな透明度が得られるはず。

コレとは別にAV値改善システムに関しての見積もり資料を本日某所にお願いいたしました。

posted by sasap- at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 特許出願

2012年05月22日

特許出願技術の胎動12-05part2

サンプルを暫く放って置いたのは、反応の進行の有無を確認する為。
多くの無水技術は、反応の100%近似収束を得ていません。
最悪の場合、商品として受け取ってから容器底にグリセリンが…。
サンプルのその後です。
sample-sonogo12-05.jpg
左二つのビン底を観てみましょう。
bin-soko-hikaku12-05.jpg
当初濁っていた樹脂ろ過サンプル。
ビン底に沈降物を現しながら、透明になりました。
その前の反応釜の粗BDF液を特許出願ユニットに通したサンプルは沈降物は観得ません。
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BDFに長年関わってきた方々へ。
ここまでで、何も感じない方は高純度BDFを造る素質はゼロです。

エステル変換に必要なものは?
未反応油脂、メタノール、触媒プラス温度が必用です。
2番、3番には、この3つの内どれかが欠けています。
(温度は、夏日を含めて20度以上)

臭いをかぐ限りメタノールはある。
触媒は、吸着処理しているので少量。
では、全く無いのは未反応油脂(モノ・ジ・グリセリド)か?
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メタノール・水分を除去した完成品が出来ました。
sample12-05-22.jpg
簡易試薬に3倍量サンプルを入れても、試験管底に油滴は確認できません。
あとは…ガスクロ検査結果を待つばかりです。
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樹脂ろ過用の樹脂は装置を納めたメーカーがメタノールに漬けて置いたもの。
樹脂の表面には、コロイド?状物質が茶色いカワニナというか、チョロギというか…異物が漂っていました。
汲み取り容器には後に、ベットリ、グリス系の油のようなものが…薄膜として着いていました。
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樹脂を用いる場合、ウェットタイプだと、水分を除去しなくてはなりません。
純度の高いメタノールなどの脱水作用を持つ液体で何度も洗わないと…多量の水分が残ります。
結果、樹脂ろ過初期には、白濁というかなんというか…濁りが出ます。
洗浄したメタノールの使いまわしは…タブーですよ!?
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樹脂ろ過の目的は何か?
僅かに残ったグリセリンを水洗浄=除去ではなく、樹脂に吸着させること。
触媒作用は非常に弱いです。

反応釜(反応槽)でME高反応率が導けない方々を救済するものでは決して在りません。
反応釜でのME変換率を確認できているところは稀有です。
結果、検査数値結果を保証できぬ装置メーカー・研究所など魑魅魍魎が跋扈します。

ブレナイ結果を導く方法は多数在ります。
取捨選択はBDF製造者の責任です。
高品質に維持することは、BDF製造者の責任です。
その為の確認作業は、BDF製造者の責任です。

これらを満足して尚且つ、コスト低減する事はBDF製造者の責任です。
何処で、余裕を持って手抜きするか?ケチルか?
考える事もBDF製造者の責任です。

臆病者なので、手抜きがなかなか出来ません。(笑)

posted by sasap- at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 特許出願