2016年04月17日

最近のキーワードから16-04-17

キーワードに「BDF 濁り」がありました。
濁りの元は…製造途中の反応〜静置の間でよく観られます。
静置で澄んでいれば良いのですが…。
石鹸分が多いと濁りの元になります。

石鹸分が多い理由は?
AV(酸価)が高い原料廃油を用いた場合。
廃油の水分量除去が徹底していない場合。
触媒が吸湿していた場合など。
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BDF温度が高いと濁りは消える傾向に在ります。
液温が低下すると濁る傾向に在ります。
製造現場の湿度が高いと濁る傾向にあります。
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石鹸分が多いと言う事は、反応が阻害されている可能性が大きくなります。
トリグリセリドが多いなど、グリセリド類が規格外とか…。
研究論文に、石鹸が多くなるにつれBDF反応を大きく阻害する事が紹介されていました。

このまま水洗いしても、規格に合致したBDFが出来るかどうか?疑問です。
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ドライプロセスで石鹸分除去≒濁り除去を行って、追い込み反応を行い、ドライプロセスで触媒成分などを除去すれば…より100%に近いFAME(BDF)にできます。

触媒成分を低減できれば、水洗いの負荷が大きく減ります。

小生の特許技術なら、ドライのままでも、100%により近づける事は可能です。
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10%残留炭素分に大きく関わるトリグリセリドオリゴマー。
これをきちんと反応させれば、グリセリン、FAME、メチルエステルダイマーに。
トリグリセリドオリゴマーを残すから、燃料系統のスラッジによる不良が無くならない。
燃料タンクリターン、燃料フィルター、サプライポンプETC.
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より100%FAMEに近づける工夫は?
原料廃油の脱水の際に長い時間、高温にしない。
70℃未満の比較的低温で、真空などで、水分を徹底除去。
AVの高い原料廃油は使わない。
触媒の管理を徹底する。
工場の温湿度管理を一定に。
など
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昨日、田んぼの肥料播きを手伝いました。
400kg弱しか小生は撒いていませんが、チョット筋肉痛。
さらに体がダルイデス。
山菜採りの為の鍛錬にはモッテコイかな?(笑)

2016年01月23日

最近のキーワードから16-01-23

最近の検索キーワードから、改めて紹介いたします。
「DPF エンジンオイル 軽油混入 エンジン焼き付き」が在りました。

DPF再生の際、ポスト噴射(レイ・ポスト噴射)でシリンダ壁面に、蒸発しきれない燃料(軽油など)が残ります。
エンジンオイルに混じる量は、最近では6%位?
でも、PMが多く発生する条件(低速走行などバスに多い)では、モット多量に混じる事も懸念されます。

それでも、エンジンオイルの潤滑性能がエンジン焼き付きに至るほど薄まる可能性は低い様子です。
大抵は、エンジンオイルの交換頻度の不適や、メーカー推奨グレードオイル(DH-2など)を使用しない事が主因の様です。

ディーゼル車を購入する顧客がバカ過ぎる事も挙げられます。
通常走行で1回/1万kmの交換頻度を捻じ曲げて、PTO搭載車や、低速走行車でも同一条件を望む…。
本当のこと(=シビアコンディションの車は早めの交換が適当)を云うと売れませんから…。
某ディーゼルトラック販売店の営業の方のお言葉。
ユーザーが馬鹿過ぎる。
小生の感想です。
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「セタン価 向上 ヒント」がありました。
軽油においてのヒントは、直鎖の炭素鎖の長い成分が多いほどセタン価が向上する傾向が…?
程があると思いますが、BDFにも当てはまる傾向があると思われます。

これとは別に、BDFの場合、完全燃焼を前提とした時、比重の大きいBDF(未反応高分子がある程度在る)方が、アクセルレスポンスが高い?
蒸留BDFなどを使用して感じた事です。
蒸留BDFでは、飽和脂肪酸系のステアリンMEなどの成分を、使用気温に合致した濃度で高めて使用すればアクセルレスポンスや燃費向上が期待できます。

10%残油残留炭素分規格を逸脱したBDFにおいては、燃費向上などの副作用として、燃料フィルター目詰まり等の燃料ライン系統のトラブルが懸念されます。
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「BDF (超音波) キャビテーション」がありました。
ワードとして超音波は含んだり、含まなったり。
BDF精製の要素技術で、一番試したかった技術です。
超音波に関しては、洗浄であったり、USパワーとしてソルダビリティ向上・下処理向上、異種金属溶接などを経験しました。
一般では、温泉施設などでのバブリングに、このキャビテーションを使用しているものがある様です。

亜臨界・超臨界反応BDF精製技術に見る高圧が超音波のキャビテーションに期待できます。
特許出願の文章には15分程度で反応完了とか…。

小生がもう一つ注目している性質が、2液分離機能。
BDFと、廃グリセリンと一緒に石鹸成分が、綺麗に短時間で分離可能と目論見ます。

防爆構造の超音波振動子、超音波発振器が準備されていない事、周波数帯をどのゾーンにするか迷った事があり、実使用には至っておりません。
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超音波式BDF特許技術に関しては残念なことも。
目的が、特許技術のみでBDFを造る事にこだわり、100%反応を目指していない事。
全ての技術に云えることです。
小生のBDF特許技術は、100%を目指す方に有効です。

人でアレ、モノでアレ、道具でアレ、技術でアレ、目的が正しくないと良い結果を得ることが出来ません。
小生を用いる場合はより良い明日を、今を打破したいなどが目的の場合でしょうか?(笑)






2014年06月15日

ちょっと寄り道14-06-15

3ヶ月ほど前に大量に造っていましたので、現状は造り置きのBDFを使用しています。
工場建屋内部に置いたステンレスドラム容器に酸化防止剤入りで保存しています。
完成品が50L未満、半完成品が150L位…。
そろそろ、生産を再開せねば…。
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廃油の中の浮遊物が多かったので、100均の三角コーナー用不織布二枚重ねで濾過。
暫くの期間放っておくと…。
廃油-浮遊物14-06-14.jpg
程よく油が落ちて、中の異物がサラサラしてきました。
静置沈殿しないものを分ける事には有効かも?
時間をかける事が可能ならですが…(笑)
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改造後の脱水時の加温時間は短縮の傾向ですが、何処まで時間短縮するか?
費用対効果で次の一手を思案します。
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二代目ロシナンテ号は、OBDによる内部データ情報の読み取りを模索中です。
不具合の予兆を捉えてメンテナンス計画に活かしたいのですが…。
ユピテルのナビに注目していましたが、対象から漏れている様子。
アシュラというレーダー探知機にも注目していますが…。
販売店の対象車種早見表には載っていません。

2014年03月08日

いろいろ14-03-08

17日から設備の改造の準備を始めます。
なので、17日からは製造がストップする事に…。
完成予定の3月末までの分を造り溜めなきゃ…。
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造り溜めも準備の内かな?
原料の廃油が少し足りません。
月曜日辺りに早期回収を致しましょう。
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検査機関にフォローを入れました。
先の検査結果に注釈入れて戴けました?
え?やってない?
来週月曜日に雛形レポート提出していただける事になりました。

もう一つ、品質向上のための検査システムをディスカス。
GCのチャートを…メチルエステル部分とその前と後に分けて数値化。
検査するサンプル全量(100%)を数値化したい。
後の部分は、グリセリド類とメチルエステル二量体、グリセリドのオリゴマーに分類できれば…。

課題が誰の目にも顕在化します。
課題が観得れば様々な試みも試せます。
試した結果も数値で評価できます。
*******
特許取得装置のプレフィルターの反応追い込み機能をアップする事をテーマにとある会社にお願いしていました。
本日速報が…。
××製のもの?
では、それで見積もりをお願い致します。

キモのメインフィルターは…まだまだ解決していません。
寿命アップ、コストダウンがテーマです。

2014年01月10日

いろいろ14-01-10

本日の最低気温は、-5℃を下回った模様。
最低気温14-01-10.jpg
流動点降下剤を入れているので、もう少し気温が下がっても大丈夫そう。
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AV3の廃油は訳ありです。
2年近く保管したもの。
元々はAV1〜2以内のものばかりでした。
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いつものように、トリグリを片付けても、何か変。
トリグリ重合物が残ったと仮定したら?
説明つくかも?

追い込み方法をイロイロ試しました。
結局は、追い込み装置をブーストして行うのがヨサソウです。
AV3追込み14-01-10.jpg
あと、もう少しかな?
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氷点下の気温は、システムがダメに…。
寒波のせい14-01.jpg
エアポンプへのエア供給が凍って使えません。
解決方法は3つ。

エアー露点を-15℃位にする。
工場内部の気温温度を5℃以上にする。
乾いたレギュレータユニットに置き換える(暫定対策)。
********
廃油Winterizationについて…。
効率悪いわ、本日の気温で更に固まるわで、イマイチ使えません。
廃油Wintering14-01-10.jpg
30Lはろ過できたでしょうか?
低温状態でのフィルタープレスなどで絞れれば、使用量増加の可能性が広がります。
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2014年01月03日

BDFの反応温度が大事?14-01part1

原料廃油の条件が煮詰まると…。
BDFの反応温度が大事と思っていましたが…。
特許技術に胡坐をかき、更なる追求をしていませんでした。
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今回、寄せられた相談に対して…。
溶解温度(熱量)を利用しましょうと案内しながら…。
我に返ると、では、理想の反応温度(熱量)の場とはどうなのか?
究めているのか?
諸所の場所においての装置、気温、圧力など、製造条件で変るとは思いますが…。
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前回、メタノール温度が5℃位のときのKOH触媒溶解温度は…。
およそ40℃。周囲の気温は3℃位。

今回実験したのは、メタノール温度は15℃位。
その際の溶解温度は、49℃位。
周囲の気温は、5℃位。
*********
10度液温を上げると…。
触媒が溶け切るまでの時間が、おおよそですが、15分→10分と5分ほど短縮されました。
(あくまで一事例として考慮下さい。)
10℃上げたのに、9℃の上昇とは、周囲の気温との差が大きくなり、周囲に逃げる熱量が大きくなったと推測します。

設備の導入時点前から…二転三転。
やれ、防爆費用が嵩むとか、建物の建設費用が嵩むとかETC.
必要性の優先順位の低いものから必用設備を削った結果…。
冬場に弱いプラントになりました。
併せて製造量の限界の低い設備になりました。

改良=改造すれば、その枠をある程度、壊すことが出来ます。
費用はそれなりに掛りますが…。

果たして、追加していただけますかネ?(笑)
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触媒の溶解時間に関して…。
メタノール液温が、高いほど…。
触媒の溶解スピードが早い→単位時間における溶解発熱量が高い→液の温度が短時間で上昇→溶解スピードが更に早い…繰り返し&繰り返し。
メタノールの初期の液温は、容器や周囲への配慮から、25℃辺りに落ち着くのかも知れません。
(特に沸点を超える溶解時発熱温度ではメタノール蒸気のコントロールは難しいです。)

では、触媒溶融メタノールの温度はいくらが良いのか?
高いほど良いのですが、60℃に近づくにつれ、蒸気の量が多くなります。
周囲の火種への気配りや、密閉性など、作業の安全性への気配りが重要になります。
*********
触媒とメタノールを予め混合して保管する造り置きプロセスが多い事は事実です。
反応温度を上げる為、廃油の温度を上げて…?
冬場は、キンキンに冷えた触媒溶融メタノールを添加?

冬場と夏場で反応に対するBDF反応レシピが異なる場合が多い事も事実です。

触媒の活性、メタノールの活性は大丈夫でしょうか?
時間が経つにつれ、保存状態などから、湿気を吸着して失活する等、リスクを抱えます。
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本日、AV3相当の廃油で製造しました。
触媒溶融メタノール温度は49℃位。
それ以外の当設備での熱量&反応温度に関する気配りは前回同様。

出来上がり(見た目)に関しては…明後日以降に公開予定です。
*********
かつて、常圧より高い圧力での反応を実行する装置が在りました。
メーカーが潰れた為、現存するのは幾らでしょう?

触媒・メタノール溶解装置において…。
メタノール液温に無頓着。
溶融メタノール温度を常に高めに設定できたら、理想でしたでしょうに…。
試してみたい実験です。

2013年11月28日

BDF検査データ13-11part4(オマケ)

レポートを元に、実際にはどのようにプラントの精製フローを考えるか?

読み込みが浅い為、満足の行く解答になっているかどうか…。

先ずは…
加熱温度は低いほうが良い。
加熱時間は短いほうが良い。
酸素に触れないほうが良い。

原料廃食油や加工途中BDF共々、
短時間の加温真空脱水が望ましい事が云えます。
伝熱密度は低いほうが良いでしょう。

AV値は低い方が望ましい。
*********
100%エステル化を目指していると出会いにくい事象です。

真空引きシステムの改善に努めましょう。

重合、ガム質の記述に至りながら回避の為の手段が示されない未熟な研究所がありました。
今は改善しているかな?
*********
過去に粗末な反応の水洗いBDFが在りました。
保存した容器の給油ノズルに僅かに残ったBDF。
期間を数ヶ月置いてワカメの雌株のように糸を引く粘性液体が替わって付着していました。
今、体系付け・説明が出来る様に感じます。
********
トリグリセリド等のグリセリドを多く残す製造法は乾式であれ、湿式であれ、救い難い。
更なる反応や反応追い込み、蒸留による分留など…。
解決の道は一つでは在りません。
取捨選択のセンスが問われます。

検査数値の裏の裏まで、隅々まで考察すれば、高価な検査代の元も取れようと云うもの。
検査機関とのディスカスは充分行っていたのか?

検査をしても、大したアドバイスも出せない研究所や大学などの機関が多かったように思います。
日々の精進と研鑽が必要でしょう。
一番の敵は慢心や無関心なのかも知れません。



2013年11月27日

BDF検査データ13-11part3

もう少し論文(レポート)を読み込んでから記載しようと思いましたが…途中経過です。
本日、久しぶりに、BDF関係に携わっていた方からのTELが在りましたので…。

レポートの趣旨は、エステル二量体が多い(7w%以上)と,動粘度が規格上限の5mm2/sを超えるとか…。
エステル二量体の発生は、160℃以上の加温によるトリグリセリドの重合と、分子内重合が考えられるらしい。

検査機関には、今回のGCチャートのエステル二量体のアクチャル値について最後の質問を投げています。
*********
論文の出来は学術的には良いのでしょうが、企業的にはモット深く掘り下げて欲しかった。
AV値などの食品管理数値との関連や、植物由来毎の分子内二量体の存在の割合とか…。

結言等に観られる原料の品位や質のコントロールを具体性を以って示した時、企業的にも、より価値在るものと思います。
メチルエステルを70℃以上に加熱すると、二量体が増加する傾向がある様子。
BDFの保管において、酸素の低い雰囲気下、若しくは出来るだけ低い温度での保管が望ましい…は、企業的にも価値があると思います。
*********
問い合わせ部分のデータは、授産施設?HPの製品案内?ページに載せてあります。
ご参照;http://www.inaho.jp/seihin.htm
これをネタにギネス申請出来るかしら…?(笑)

更なる進化は今後の改造・改善にご期待下さい。
彼の施設に改造・改善費として寄付していただければ、結果は来年度中に報告できます。
200万円程度で完了します。



2013年11月26日

BDF検査データ13-11part2

本日検査機関から回答が在りました。
エステル含有率96.5%の残り3.5%の成分。
既にグリセリン含むグリセリド類が0.94w%位、酸化防止剤0.5w%が判っています。

水分が0.1w%にメタノールが0.8w%で残り1.16w%が依然不明です。

エステル二量体としての数値が未だハッキリしませんが、1w%近い不明成分が最後まで残る形になります。
*********
検査機関からの回答は、トリグリセリド二量体(ダイマー)などのオリゴマー(重合体)では無いかとの事。
参考文献として昨年の鹿児島大学工学部研究報告 第54 号が添付されていました。

植物油の酸化劣化・熱劣化として重合体が発生するとのこと。
揚げ油の温度が高温になるにつれ、酸化時間が長くなるにつれ、増える傾向に在る様子。
不飽和の二重結合が多いほど多い?もう少し良く読まなければ…。

BDF化する際のエステル二量体も倣うように増えている様子。

今回使用した廃食油は、AV2未満のものです。
直ぐには腑に落ちません。
何度も反芻し、あらゆる角度から考察してみたいと思います。
********
意外と思っていた水分・メタノールの残留。
110℃の加温でもこのように残る場合が在ります。

メタノール・水分・グリセリン等の共沸温度はどの辺にあるのか?
9×℃辺りから浮遊する粒のような泡のようなもの。
様を少し変化させながら、110℃でもソレは続きます。
観察の結果、ソレゾレの残留成分割合で共沸温度が変わる様に思えます。

水分規格500mg/kg以下を望むなら、加温・真空引きが有効です。
乾式BDF製法の場合、電子冷却式コールドトラップや液体窒素トラップなど、高コストなのがタマニキズ。
**********
トリグリセリドのオリゴマーはガスクロチャートには現れないとか…。
目に見えぬ妖怪?魑魅魍魎と化してヌエの様に表現されている感も拭えませんが…。

加温・真空引きで何処までエステル含有率を引き上げられるか?
面白いテーマでもあります。
真空ポンプの故障のリスクは少し残りますが、ドライアイス・コールドトラップでもある程度の効果は見込めるでしょう。
数値的には99w%辺りが限界でしょうか?
**********

2013年11月15日

検査データ13-11part1

検査データが届いています。
結果は…

エステル分………………96.5w%
リノレン酸メチル…………6.9w%

トリグリセリド……………0.1w%未満
ジグリセリド…………… 0.17w%
モノグリセリド…………  0.76w%
遊離グリセリン……… 0.02w%
全グリセリン…………  0.24w%

金属成分(K&Na)…  5mg/kg
****************
今年度の品質改善対策が全て終了するまで、この検査は時期尚早と考えていました。
なぁんだ既に規格に入っているじゃぁないか…
素人は、この程度で舞い上がります。
3ロット混合のサンプルの検査データ。
平均値としては、少し乱暴ですが、個々のロットにバラツキが在る以上、規格外があると云う事。
更なる数値の向上に努めなければなりません。
***********
エステル分96.5w%
残り3.5w%は何でしょう?
グリセリド類はおよそ1w%
酸化防止剤がおよそ0.05w%
それでも未だ2w%以上が残ります。
モノグリ〜ジグリ間のジグリよりのピークは不明成分としてカウントしている様子。
原料AV値などから、0.2w%以下と思います。
およそ2w%の不純物が、ディーゼルエンジンシステムに干渉するのか否か?
この辺を今後の課題にしたいと思います。

システムに欠陥が見つかった為、水分・メタノール除去は加温蒸発になっています。
では、メタノールと水分か?

反応槽の改造が終了したら、この部分にスポットを当てて確認しましょう。
*********
重箱の隅の話。
トリグリセリド0.1w%未満はイササカ不満です。
他のグリセリドと共に小数点第2位で現すべき。

本日検査機関から回答が在りました。
トリグリセリドのアクチャル値は0.01質量%未満となります。

トリグリセリドはナントカ、特許装置で喰い尽したという処でしょうか?
反応槽改造後はもう少しマシな結果が得られると期待します。
特許装置のリフレッシュも併せて再評価致しましょう。

2012年04月28日

廃油の話12-04

試運転用の原料廃食油をドラム缶に纏めます。
100円ショップのザルにタオル生地を敷き、ポリタンクやペットボトルに入った廃油の上澄みを入れます。
本日の気温は夏日とか。
kuroi-abura12-04-28.jpg
たまに墨を流したかの様な真っ黒い油も…
いっぱい注ぐと、問題なければ色に関係なく5分くらいでろ過します。
でも、底の澱が舞い上がって少しでも入るとトタンに20分以上かかったりします。
大量に入ると2日間かかっても残留する場合が…。
静置沈殿は、時間をかけてお金かけずの手法です。

黒い油は澱が舞い上がったことが確認出来ないことが難点です。
********
透明な油に観るこんな澱。
ori12-04.jpg
スターチだったり、小麦粉だったり…。
これはたぶん、パームオレインのものと思われます。
温めると、白い固体→透明な液体になります。
*******
10本以上ペットボトルの廃油をおよそ20L入れると、ろ過スピードが悪くなりました。
交換して、ポリタンクの廃油をろ過します。
澱を入れない為底の5〜7Lを残します。

残したものは、1つのポリタンクへ。
気温が高ければ2〜4日で澱は沈む様です。

試運転には、澱や水分などの外乱を避けて、純粋に反応装置の実力を観ます。
悪ければ、反応追い込みシステムの温度条件や、時間を吟味しないといけません。

2011年10月10日

いろいろ11-10part3

本日は、二十数年ぶりに…アケビ採りに歩いて出かけます。
樹の成長は、林の、森の植生をすっかり違えて、カツテの面影など微塵も在りません。
ダンボール一箱取れたあの堤は何処?
探すも見つかりません。
結局は別の堤の周りで採取を試みますが…
古株は高さ3〜5m位に実を付け、採りにいけません。
大部分は既に開いて、鳥に喰われています。
一週間ほど遅かったかな?
2時間歩き回って取れたのは、肌の悪い実が数個でした。
*********
山の裾野は…
かつて田んぼだった所は草が生い茂り、湿地と化し、カツテの美しさを失っています。
稲刈りが終わった周辺は、イナゴが沢山跳ねて、畦から用水路に落ちるものも。
イナゴの佃煮、又喰いたいなぁ…。
********
最低気温が一桁の日が続きます。
1日の気温が5℃未満〜15℃の温度範囲になれば…
ポリタンクに簡易フィルターを取り付けて、給油しないと…。
S社の装置・プロセスには、フィルタリングが在りません。
*********
BDFのフィルタリングが取りざたされる際、BDF液温が何度でフィルタリングが行われるのか?
100℃でも固体のもの、40℃位で曇り始める(析出する?)もの、5℃〜0℃で曇り始めるもの、ETC.
その月の過去の最低気温より5℃位液温を下げてフィルタリングして使えば、車を運転しての目詰まりは遠ざけられるでしょう。
フィルタリングの温度が吟味されていないとトラブルに出会う確立が高くなります。
一般的に液温が低くなるにつれ、異物など溶解する量が小さくなる傾向があります。
フィルタリングには、目の細かさ、流量:面積や圧力などの要因が他にあります。
フィルタリングが形骸化するケースは、コレラの要因に対する判断が極めてオソマツです。

燃料フィルターを目詰まらせたアノ水に溶解する物質の発生が、昨今の冷え込みにあったとしたら?
今回は1万3千kmは持たないかも知れません。
予備の燃料フィルターを購入しておきましょう。
*******
BDFの低温特性を語る際、ウチは−何℃まで大丈夫だった…とか?
原料油脂が、菜種油由来なのか、サラダ油由来なのか、大豆油由来なのか、米油由来なのか?
ウソブク際は、隠されています。
どの原料油脂でもその低温特性を保証できますか?

エ・フリコギには興味がありません。

2011年01月11日

寄り道実験11-01part1

一昨日、昨日は、真冬日だったようです。
7日が一番寒かった?
今週は待ちに待ったサンプルが届く予定です。
***********
あれ?
−3℃辺りで観察できなかったヨネ?
tinden11-01-0.jpgtinden11-01-2.jpg
右は解凍後サンプルです。
**********
吸着剤を水に溶かし、シャッフル→冷凍→解凍で下に塊が出てきました。
吸着剤は先の粉末と併せて1.5Wt%程度(目分量です)
一発で理を掴んだかな?
下からビン底を眺めると…

続きを読む?

2009年12月04日

観察が無い?

1槽式BDF装置ユーザーにおいて…。
あれ?蓋をしておくんですか?
ええ。
観てないんですか?
他に用事があるので、観てません。

様々な、ME変換を妨げる要因があります。
観察しましょう。
慣れれば長くは必用在りません。
ポイント・タイミング毎に2,3分もあれば…。
続きを読む

2009年03月06日

最近の問合せの傾向

ご自分で、開発される?
詳細はナイショ?
その上で、私に何を?求められますか?
アドバイスしようにも…
*********
自己紹介の無い手合いが多いのも傾向です。
共通する傾向は以下の通り。(ナイショの方以外)
1.反応後の粗BDFの反応率が吟味されていない。
2.短時間の静置後、下部層のグリセリン分離で水(温水?)洗い。
(残留触媒を無水で極力低減し、グリセリンとメタノールを除いてから洗えば、洗浄排水のCODも低いでしょう…?)
**********
触媒の筈なのに、滴定で投入量が吟味されるのは…?
少ないと反応が不十分だし、多過ぎるとBDFが残留触媒と洗浄水で石鹸になってしまい、歩留りが大きく低下…分離にも難儀します。
現状の主流にスガリタイ方にはお似合いのソフトがあるようです。
*************
無水で残留触媒除去に成功しました…?
 
続きを読む?

2008年12月19日

賞賛・落胆・歓喜のカオス

この記事は、年末用に保存しておくつもりでした。
*******
うっかりしていました。
特許出願に向けて注力した結果、昨今のゴタゴタの結果、発刊の情報収集を怠っていました。
過去1ヶ月以内の入手=本の一部。
hon-dasu.jpg
先人たちが、データを公開することは賞賛に値します。
何が問題?何を注視?、何がポイント?
数値の在り様…。
欲を言えば、サンプルの詳細(反応釜容量・条件・時間軸・サンプリング位置)が、欲しかった。
評価データ、ガスクログラフ、副生成物の特性、抱える問題点(実はコレのレベルが問題)
 
編集→発刊の時間軸を考慮すれば、現在は数段の進化があると思います。
(そうでなければ、少しがっかり)
***********
感想は…。
もう少し高みに居ると思っていました。
達観なくしての反応釜の大型化は…ME変換率を堕落させます。
R社さんの指導力って…その程度だったの?
(憧れていただけに…落胆も…)
**********
烈悪BDF生産所のIPA混入の文化は…この辺から発祥していたのですね?
クソBDFは何を混ぜようが、クソクソです。
誤魔化しの技法は頭隠して尻隠さず…使えません。
大局的に見れば…FAME以外が全てクソでしょう?
**************
儲からないという理由で某・新?触媒を黙殺しようとする方に、反応釜改善のヒントが詰まった本をご紹介したかった。(一発で、97%以上は可能でしょうに=アクマデ推論です)
シンプル・イズ=ベスト、反応釜の反応率=時間軸イメージが理想系に近いなら無問題。
(過度の期待は禁物!!所詮、一般公開レベルですからわーい(嬉しい顔)
 続きを読む?

2007年09月07日

コモンレールエンジンに適合するBDFの考察Y (コンタミ&酸惨)

ディーゼルエンジンの不具合から考察します。

非常用動力用1999年製直列6気筒ディーゼルエンジンにて。

不具合の症状は、ヒューエルカット機構が働かない。
ワイヤーは確かに、レバーを引きます。
それでもなぜ???

写真は、噴射ポンプ。
ポンプ.jpg
コモンレールが採用される1年前のフツー?の代物。

プランジャーがカジリ、動作しない。
外したプランジャー群のロッド(勝手に名称)に錆が発生。
プランジャー2.jpg
プランジャーの筒の丸穴に対し、ロッドに刻まれた溝が合えば、燃料が流れ、完全にずれた時、燃料がカットされる。
プランジャー.jpg
錆の為にこの動きが出来なかった事が原因。

錆の原因は、一重に軽油の変質と使用状況。
変質した軽油は澄んだ番茶色。
燃料タンク底のスラッジを入れたら、濁りました。
hensitu-keiyu.JPG



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2007年09月03日

コモンレールエンジンに適合するBDFの考察X

溶剤性を、もう少し。
一般的に、多重構造の燃料ホースが溶けて使えない話しは、一部のBDF無水製造技法の極めて悪条件でのみ発生するようである。
メタノール+触媒、モノグリセリド+触媒、グリセリン+触媒,etc.
何がゴム質を強力に攻撃するのか?
アニリン点の低温度化(氷点下以下)は何によってモタラサレルノカ??
水洗いは粗末な反応系において、コレを防ぐ効果が有ります。

一般的な燃料ホースが溶ける話しは、単層構造の露天むき出しタイプに多い。
例えば、貨物系車両の燃料タンク付近、農機のそれが該当するでしょう。
(主に使用されるのはNBRかな?)

コレラは、常に日光などに晒され、表面的に細かなひび割れが出来ている。紫外線や、オゾン等の影響による劣化が在る。

こんな処へBDFを用いると早期に、ニジミやら、表面の溶解が出てくるでしょう。
追記

2007年08月29日

コモンレールエンジンに適合するBDFの考察W

溶剤性についての考察

アニリン点が一つの指標として、数値化が容易と考えます。
一般的に
軽油>ガソリン>BDFの順番と認識しています。

アニリン点自慢大会(より高いが優秀!)を開いたら、何人が参戦するでしょうか?
自分の常識が覆り、狼狽しきりで、誰も参戦しないでしょうねわーい(嬉しい顔)

製造方法・日々の製造ロットにおいても、有意差が生じます。
詳細は…、割愛させていただきます。(省みる事を主眼とします)
データベースでの体系化&解決⇒公開は今後の課題の一つです。
資金不足でかなり時間が掛かります。
(解決方法は2・3持ってますが、高レベル追求がイマイチです)

素材特性、燃料特性について体系的に会話できない官・学・整備士・研究所・etc.の方々が多い気がします。

そんな方はもちろん、単層・多層構造の燃料ホースに関しても、当然会話できません。
そんな方がBDFを語る?
こんな所に、BDF品質の進化発展が阻害される要因が、あるのかも?



追記

2007年08月26日

コモンレールエンジンに適合するBDFの考察V

動粘度からの考察をもう少し。
植物油のメチルエステル化は粘度を下げる為に行われて来た事実があるようです。
菜種油の40℃近傍の動粘度は50mm2/s位だそうです。

規格上、動粘度は軽油の持つ潤滑性能の指標として、用いられると思われます。
あるサイトでは、低硫黄化における動粘度変化を評価していました。
そこでは、500ppm⇒50ppmは大きな変化ありましたものの50ppm⇒10ppmは軽微なようです。
現在(?)の2号軽油の動粘度を4mm2/s(30℃)程に調質しているようです。

そこで疑問exclamation×2
軽油の規格の動粘度は30℃なのに、なぜ?BDFは40℃でexclamation&question

何か、精製技術レベルのプアなBDFを無理やり合格水準とするためでしょうか?

そうではない?
ならいっそ、もっと低温(測定可能な最低温度とか)で、規格を作ったらドウでしょう?
軽油のように、2号⇒特3号まで分類するのもいいですね?
あ、これは、フィルター目詰まり点で規制すべきですね??