2014年03月14日

10%残油残留炭素分の話14-03-14

10%残油残留炭素分だけが規格に入りません。
良く聴く言葉です。

BDFの中の何かが(規格に)引っ掛かる。
ご参照;
http://akita-inaho.sakura.ne.jp/kensa-data/zanryu-tanso-kensa13-03.pdf
1次反応では、1.45%のものが、反応追い込み装置を応用した場合、0.02%にまで改善。
反応を追い込み、極めれば、10%残油残留炭素分は怖くない…と云えるかも?
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2段反応でS社の装置でも規格内に?
2段目の際は、前処理としてグリセリンを出来るだけ除去した方が良いと思います。
ともあれ、結果として、常に規格内であれば、OKです。

反応追い込み装置にはグリセリン除去効果も在ります。
コレを利用すると…
150L単位の1次反応後において
(メタノール1LとKOHフレーク50g)の混入単位でも2次反応を改善できます。
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精製技術の高さは、原料廃油とBDFの中のトリグリセリドのオリゴマーの量の格差に観れるかも知れません。
BDF規格の中においては、10%残油残留炭素分の数値の低さが技術力を示すものなのかも?
簡易検査結果のみに固執するのは如何なものかな?


posted by sasap- at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編
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