2014年01月26日

BDF製造の触媒量14-01

検索ワードに在りましたので…。
少し考察いたします。(少し酔っています)

エステル変換率を高率にする事のみを注視すると…。

触媒量は、乾式の場合、残留する触媒量を不問にすれば、ソコソコ多目に出来ます。

早目に制限されるのは…水洗いのエマルジョンの為?
この辺は、水洗いの専門家に聴いてください。

安全の為、気をつけなければいけないのは、混合する際のメタノール蒸気。
*********
短時間で、高温でメタノールに溶解する。
これで触媒によるメタノールの活性が高いと思います。
触媒とメタノールの比率でメタノール量を抑えられれば、コストに有利です。

容器を工夫すれば、触媒にメタノールを注入も可能でしょうが…極めて危険です。
防爆に対する配慮・作業者の安全への配慮など、専門家の知恵が求められます。
*********
エステル変換率を高率に…。
何を以ってソレを測るか?
エステル含有率?

元々に、トリグリセリドオリゴマー(油分子が複数くっついたモノ)が存在する原料廃油。
発生元・回収=都度バラツキが在ると思います。

10%残留炭素分?
原料廃油と、完成BDFとの差異を見れば明らかに成るのかも?
検査が高額で今後の課題です。
******
共通する課題がハッキリすれば、応えは他からナンボでも…。
そうしないのはナゼ?
顧客に隠して販売しているからでは?

依然、闇の中です。
********
常に如何なる原料廃油を用いても歩留り良く、100%FAMEに近似する。
そういった装置・製造方法が稀有なのは、事実です。
(実際には無いかもしれない)

そういう事実を踏まえれば、全て(装置・製法)は100%FAMEに導く為の道具です。
何を選択するのかは、選択者の志と、行動力次第です。

選択を間違えれば、早期(=低レベル)の妥協を余儀なくされます。


ずーっと以前からこの課題を抱えながらナイショにしてきた様子です。
100%BDFを求め様とすると、低AV値などに材料が吟味出来た筈。

適わなければ、アキラメという手段も在った筈。
*********




posted by sasap- at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/86088988
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック