一段(一回)反応で、FAME規格に達している処は稀有の様子。
蒸留手法は除いての話です。
BDFアルカリ二段階製法について…。
今回ご紹介するのは、反応単位150L。
乾式製法です。
前段は過剰のメタノール27Lと触媒1.8×kgを混合。
反応槽の反応で、11月イッパイは問題なし。
(特許装置との組合わせです。)
寒さに弱いと評される二つの事象。
反応がプアになる、BDFの耐寒性が低いなど。
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チョットいつもよりクスミが…
簡易試薬で確認すると…。
試薬に対し、2倍量入れています。
コレぐらいハッキリしていたら、1倍量でも確認出来たかも?
相当悪いです。
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2段階反応で追い込みましょう。
旧い触媒が148gあります。
既に一部は吸湿してフレークが複数枚くっついて固まっています。
コレに見合うメタノール量は?
2L位かな?
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反応後の写真は以前と比較して、クスミが少ないです。
触媒量が多いと、あわ立ちが多い&泡の持続性が微妙に長いなど観察できます。
簡易試薬の結果は…
グリセリド類を喰ったと考えます。
触媒量が増えています。
あわ立ちが多いのはそのせいと考えます。
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コレぐらいなら特許装置で喰えるかも?
特許装置の加工条件変更=アレンジ方法を知っています。
裏技的手法です。
公開は…当分の間ナイショにしましょう。
(正しく理解される時間が必要です。)
その後は、2倍量で確認できないレベルまで改善。
次のステップに進めます。
2013年12月27日
BDF二段階製法13-12
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