レポートを元に、実際にはどのようにプラントの精製フローを考えるか?
読み込みが浅い為、満足の行く解答になっているかどうか…。
先ずは…
加熱温度は低いほうが良い。
加熱時間は短いほうが良い。
酸素に触れないほうが良い。
原料廃食油や加工途中BDF共々、
短時間の加温真空脱水が望ましい事が云えます。
伝熱密度は低いほうが良いでしょう。
AV値は低い方が望ましい。
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100%エステル化を目指していると出会いにくい事象です。
真空引きシステムの改善に努めましょう。
重合、ガム質の記述に至りながら回避の為の手段が示されない未熟な研究所がありました。
今は改善しているかな?
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過去に粗末な反応の水洗いBDFが在りました。
保存した容器の給油ノズルに僅かに残ったBDF。
期間を数ヶ月置いてワカメの雌株のように糸を引く粘性液体が替わって付着していました。
今、体系付け・説明が出来る様に感じます。
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トリグリセリド等のグリセリドを多く残す製造法は乾式であれ、湿式であれ、救い難い。
更なる反応や反応追い込み、蒸留による分留など…。
解決の道は一つでは在りません。
取捨選択のセンスが問われます。
検査数値の裏の裏まで、隅々まで考察すれば、高価な検査代の元も取れようと云うもの。
検査機関とのディスカスは充分行っていたのか?
検査をしても、大したアドバイスも出せない研究所や大学などの機関が多かったように思います。
日々の精進と研鑽が必要でしょう。
一番の敵は慢心や無関心なのかも知れません。
2013年11月28日
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