2013年11月15日

検査データ13-11part1

検査データが届いています。
結果は…

エステル分………………96.5w%
リノレン酸メチル…………6.9w%

トリグリセリド……………0.1w%未満
ジグリセリド…………… 0.17w%
モノグリセリド…………  0.76w%
遊離グリセリン……… 0.02w%
全グリセリン…………  0.24w%

金属成分(K&Na)…  5mg/kg
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今年度の品質改善対策が全て終了するまで、この検査は時期尚早と考えていました。
なぁんだ既に規格に入っているじゃぁないか…
素人は、この程度で舞い上がります。
3ロット混合のサンプルの検査データ。
平均値としては、少し乱暴ですが、個々のロットにバラツキが在る以上、規格外があると云う事。
更なる数値の向上に努めなければなりません。
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エステル分96.5w%
残り3.5w%は何でしょう?
グリセリド類はおよそ1w%
酸化防止剤がおよそ0.05w%
それでも未だ2w%以上が残ります。
モノグリ〜ジグリ間のジグリよりのピークは不明成分としてカウントしている様子。
原料AV値などから、0.2w%以下と思います。
およそ2w%の不純物が、ディーゼルエンジンシステムに干渉するのか否か?
この辺を今後の課題にしたいと思います。

システムに欠陥が見つかった為、水分・メタノール除去は加温蒸発になっています。
では、メタノールと水分か?

反応槽の改造が終了したら、この部分にスポットを当てて確認しましょう。
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重箱の隅の話。
トリグリセリド0.1w%未満はイササカ不満です。
他のグリセリドと共に小数点第2位で現すべき。

本日検査機関から回答が在りました。
トリグリセリドのアクチャル値は0.01質量%未満となります。

トリグリセリドはナントカ、特許装置で喰い尽したという処でしょうか?
反応槽改造後はもう少しマシな結果が得られると期待します。
特許装置のリフレッシュも併せて再評価致しましょう。

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