反応槽大型化による反応収束率の劣化(劣化とバラツキ)が一因と思われます。
ホットケーキを4人前…簡単


でもね、ホットケーキを400人前…もはや困難です

ダマは出来るハ、練っちゃうハ…。
ビーカー<梅酒ビン<ペール管<ドラム缶(100L位?)<200L<400L<600L<1000Lオーバー…
どんどん均質に分散・反応させる事が難しくなります。
均質分散の為の撹拌に知恵(=技術)が求められます。
AV・水分・その他、些細な事により更に反応収束率を下げます。
大型化により、出来が良かったり、悪かったり…。
メーカーにそれを防ぐ知恵が在ったのでしょうか?
問うて見ましょう。
とある撹拌器メーカーの顧客向けハンドブック。
常識範囲として以下の記述があります。
各種撹拌翼と操作範囲
調合・分散・液相反応・溶解・ETC.に対し、
槽容積、流れ、挿入量等をスケールとし、ソレのリミットや、撹拌翼のタービン型・プロペラ型・櫂型について、槽径対翼径比やら、槽高対槽径比、翼数と位置等が過去の経験値から適正値が纏められています。
BDF反応槽大型化に至る際、撹拌器メーカーとどれだけ密に協働出来たか?が、高反応率収束への王道ですが、私はそれ(協働)を聞いた事が有りません。
僅か100L反応槽でさえ、反応収束率95%です…

モットイケマスッテバ

高反応収束率に導けないBDFさえ、処理をキチントすれば、春〜秋においてロシナンテ号は問題なく使えます。
このレベルで、皆さん(メーカー含み)満足されているようです。
でも、東北以北においては、晩秋〜冬〜早春トラブル出マクリ。
有能な流動点降下剤も満足に効きません。
処理がキチンとしていない無水製法技術は、更に問題引き起こすデショウネ

お勧めの冬季添加剤は?
問い合わせを戴いた方、
短い時間でしたが、いきなり○○内の油を一気に集めた量産は、茨の道への第一歩。今後の活動に期待いたします
