粗末な反応が発生した場合の対処法とか…。
反応率をアップする処方箋を某社から戴いた際の副作用対策について。
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原料について、AV値や水分、異物などを理想に近づける。
真空脱水をして判ったことは、水分を含まない廃油は殆ど存在しない事。
「異物や水分の含まない廃油を準備してください」
BDF装置メーカー某社の説明文だったような…?
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3回目の反応は、反応釜の攪拌翼がでか過ぎ?て回転数が上がらない(=パワー不足)。
アルカリ触媒は、4月購入分で劣化が気になります。
攪拌反応=終了後16時間は経過した35℃静置の反応釜内部は…

ヒーターや温度センサーのシルエットもぼやけています。
3回目にして酷いものです。
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特許出願の反応追い込み装置は、こんな反応結果でも時間さえ掛ければ、底まで透明にします。
50分後は…

5時間もすると…

同じ温度です。
その際、当該装置から出てきた廃グリセリンの量にビックリ!

攪拌・反応釜から廃グリセリンを下抜きする際、キレが悪い感じがありました。
寸胴の平らな底の中央に下抜きの穴が開いています。
送液開始からチョットの間、廃グリセリン交じりのウーロン茶色の粗BDFが入りました。
24時間後、48時間後の廃グリセリンの集まり具合を確認しましょう。