2012年06月01日

特許出願技法の胎動12-06part1

先月からのシリーズです。
試作サンプルのガス・クロ検査等の結果が出ました。
kensa-kekka12-06-01.jpg GAS-Cro12-06-01.jpg
酸化防止剤はどのカーブに現れているのでしょう?
反応槽での出来と後処理装置の稼働時間毎のガスクロ結果があれば、スリーナイン(99.9%)の方向性も探れるでしょう。
先ずは反応槽の反応率をアップする方向で…。
kakuhan-yoku-zumen12-06-01.jpg
なんで、水平方向から35度なのか?
垂直方向なら、少しは納得できたのだが…。
*****
あれほど、せん断力が欲しいと言ったのに…。

傾斜タービン2枚売りつける為の方便かナ?
槽径567mmに対し翼径300mmで2枚?
教科書の数値からは逸脱します。
コレで求める結果・方向性が出なかったら、三流のソシリを受けていただきましょう。
*******
トリグリを無くせば、あとはジグリとモノグリ。
ジグリを喰うのは容易いが、モノグリは、温度条件を吟味する必要があります。
特許技術を使いこなすには、観察力、経験値、洞察力が必要です。
*********
メチルエステルが99%、モノグリが0.9%…。
想定内ながら…。
反応槽での出来に満足出来ないのは私だけ?
AV値、水分、異物の全てにおいて、反応好条件が前提なら、もっとマシな透明度が得られるはず。

コレとは別にAV値改善システムに関しての見積もり資料を本日某所にお願いいたしました。

posted by sasap- at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 特許出願
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56192002
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック