2012年04月28日

廃油の話12-04

試運転用の原料廃食油をドラム缶に纏めます。
100円ショップのザルにタオル生地を敷き、ポリタンクやペットボトルに入った廃油の上澄みを入れます。
本日の気温は夏日とか。
kuroi-abura12-04-28.jpg
たまに墨を流したかの様な真っ黒い油も…
いっぱい注ぐと、問題なければ色に関係なく5分くらいでろ過します。
でも、底の澱が舞い上がって少しでも入るとトタンに20分以上かかったりします。
大量に入ると2日間かかっても残留する場合が…。
静置沈殿は、時間をかけてお金かけずの手法です。

黒い油は澱が舞い上がったことが確認出来ないことが難点です。
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透明な油に観るこんな澱。
ori12-04.jpg
スターチだったり、小麦粉だったり…。
これはたぶん、パームオレインのものと思われます。
温めると、白い固体→透明な液体になります。
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10本以上ペットボトルの廃油をおよそ20L入れると、ろ過スピードが悪くなりました。
交換して、ポリタンクの廃油をろ過します。
澱を入れない為底の5〜7Lを残します。

残したものは、1つのポリタンクへ。
気温が高ければ2〜4日で澱は沈む様です。

試運転には、澱や水分などの外乱を避けて、純粋に反応装置の実力を観ます。
悪ければ、反応追い込みシステムの温度条件や、時間を吟味しないといけません。

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