蒸留装置を導入したBDFメーカー(自社消費)の方から連絡ありました。
大豆由来の蒸留BDF(≒100%FAME)が戴けないのは、少し残念ですが、予定通り伺います。
もう一方のイオン交換樹脂追い込みプロセスを持った(使い方次第では、グリセリン吸着のみに成り下がります)簡易プラントで精製したモノをサンプルとして…。
先ずは、精製度合いを簡易検査してみましょう!
あれ?
沈降液が発生しません。
100%FAME?
おそらく、その近傍(99%位…とか?)
写真は…
白い壁がありません、模様入りの壁なので見づらいかも?
自宅に戻り、後日改めて、先に検査した他所のサンプルと比較します。


原料としてのAV0.5以下の学校からの廃食油が高反応を導いた様です。
それと、樹脂を洗浄後、1X時間メタノールに浸漬した効果も見逃せません。
細い道ながら、辿り着ける境地(100%FAMEに近似)があります。
あとは、前処理を極めましょう!
AV値が良いので、水分除去しか行いませんでした。
AV値の悪い油を前処理しても、(ココまで)良くはなりません。
今後、形骸化したプロセスを実のあるものにするための技術を発信しましょう。
素人が落ち込む落とし穴について…
BDF生産技術として…
時間軸でタイミングを見ながら…1月中には済ませましょう。