2009年12月31日

ブログ4周年記念

今や、HPよりもブログのアクセス数の方が、圧倒的です。
4年続けた自分に拍手、支えていただいた関係者に感謝いたします。
振り返ると、今年は、変化の1年と思います。
ようやく、FAME規格満足を目指す(維持する)装置メーカーの方々との係りをいただきました。
廉価でガスクロ分析していただける検査機関様の協力が得られました。
高効率反応FAMEをブレズに追い求めた故のご縁と思います。
来年もよろしくお願いいたします。
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アクセス数の解析は…春頃の不振と、その後訪れた解析機能不具合で…。
今年は暮れに掛けて頑張ったものの、15万ページビュー=クリアが限度の様です。(20万には届かないみたい)
今後も、チャートデータや検査データなど、数値化に努めたいと思います。

来年の目標は、特許審査請求と、実験プラントの運転紹介を目指します。
又、BDFを低環境負荷、低コストで生産するためのヒントをBDF生産技術として紹介できれば…と考えます。
と同時に、高品質FAMEを造る生産所の実力を検査数値で紹介できれば…と思います。
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私が考える飽和脂肪酸MEの多い米油由来BDFなどのWinterizationは…

過去2006年位に行ったのはインラインでのモノ。
頂くサンプルの低温物性がバラツキ、失敗しました。
S社のBDFはグリセリドの残留量がバラツキ、低温物性が安定しない様子。
シビアな温度管理と多段階液ろ過が必用な為、高価な装置になるようです。

手間要らずや、低コストで行うには…?
流動点降下剤を用いて…
一旦凍らせ、10℃室温解凍→冷蔵すると…。
こんな情況が…

Winterization09-12.jpg

実験開始から2時間位?
下に沈降物、上に曇った液体に5℃チョイ下の温度で得られました。
長〜い時間を掛ければ、下に固化した沈殿物、上に澄み切った液体でマイナス二桁を過去に確保しました。
比重差や、濃度による凝固点を考慮に入れれば…もっと面白いやり方で短時間で分離できると考えます。
添加剤の名称は関係者に過去に伝えましたが、色々なモノで試されれば…良いと思います。

目指すのは、調質BDF(FAME)。

軽油2号相当、3号相当、特3号相当…など、低温特性をフィルター目詰まり点として管理できるのでは?と考えます。
 
調質にはグリセリドがPPMレベルで阻害するのでは?と思います。
証明するには、グリセリド検出不可能レベルのFAMEが必要かも?

飽和脂肪酸MEを何処まで低温領域まで持って行けるかが一般的な考え方。
簡単分離の一助にする方法は…効かないトイッタ添加剤に在るかもしれません。


 
 

posted by sasap- at 20:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 記念日
この記事へのコメント
エクセルに365日のページビューを集計しました。
2008年20万2千
2009年21万6千
でした。
2009年は…ページビューや来訪者カウンタの不具合があり、その後メンテされた様子です。
何処まで信頼できるか、微妙です。
ですが、来訪者の方々、閲覧いただいた事に感謝いたします。
Posted by 笹村 at 2010年01月11日 10:12
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