(そんな季節になったのですね…)
稲刈りの済んだ田んぼで休んでいるかな?
カメラ片手に勇んで外へ出てみましたが、通り過ぎただけのようです。
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炭素税の方が排出権利取引より好ましい=米エクソンモービル〔BW〕
…【ビジネスワイヤ】石油大手の米エクソンモービル(NYSE:XOM)は、レックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)がワシントンDC経済クラブでの講演で、地球温暖化対策に関連し、炭素税方式の方が排出権利取引より優れているとの考えを表明した。…同氏によると、排出権利取引は価格変動性を高め、技術革新を阻害する恐れがあるにに対し、炭素税は直接的で透明性が高く、世界的な適用も容易だという。同氏は、エネルギー産業を対象とした罰則を伴う税制は、経済成長、環境面での革新、エネルギー保障を阻害すると主張した。…
ご参照;http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009100700657
私も全く同意見です。
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ダイハツ、ハイブリッドを使わずに燃費30km/Lの軽自動車「e:S」
…e:Sは軽自動車本来の特徴である「小さい・軽い・燃費が良い」を突き詰めて、最先端の環境性能を目指したコンセプトカー。ハイブリッドのような特別な技術を使わずに、既存技術の進化だけで10-15モード30km/Lの低燃費と700kgの軽量ボディーを実現している。 …
ご参照;http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20091007/1029443/?top
ようやく存在意義のある、軽自動車が発売される?
小型車より、燃費の悪い軽自動車なんて、バブル期の負の遺産でしょう?
でも、ディーゼル軽自動車は出ないかな?
軽自動車に軽油…そんな時代は未だ先のようです。
あいまいな「エコカー」の定義
ご参照;http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcc/20090917/1028868/?P=1
HVもディーゼルもEVも…全てはカナリのCO2を排出します。LCAで考えても、車がエコな訳ないでしょう?
より環境負荷が小さいとするなら、先ずはカーボン・フット・プリントで製品としてのCO2換算してください。
私も『軽ディーゼル』を渇望してます。
(以前も触れましたが、『2ストロークだと、尚面白い!!)
『軽ディーゼルでなおかつBDFが使えれば尚うれしい!!』・・・絶対に買います!!保有のベンツを放出して早速に入手したいです。
『軽ディーゼルBDF仕様』で、コンビニあたりでカーシェア用に使わせる。天ぷら廃油を持参される方には其の分を料金割り引く・・・・とか。
『軽ディーゼル』が出れば、世の中の車事情も楽しくなりますよ、!!
私は軽ディーゼルは軽ガソリンより燃費性能に優れる事を前提に、求めています。
2ストロークディーゼルがソレを結果として示すなら、良いと思います。
昨今の排ガス規制適合の為、燃料が還元剤等として無駄に使われる事が常識化してしまいました。
レアメタルに依存しない排ガス浄化技術の具現化こそ、次世代内燃機関が形成される気がします。
『軽』って、フレンドリーですよね。
『手軽』で、『小さく、軽く』、『税法上』でも、『車庫関係』でも、・・・いろんな面で島国・小国の日本にフィットしてますよね。
そんな『軽』の魅力をもっと引き出す形での『車作り』を展開して貰いたいです。
『技術者の為の技術』の臭い(ぷんぷん)の車は、好きになれません。それに、どーして『あんなに高いのか!!』
(私が勝手に)求めるスペックは・・・
『バランサー不要』『水平対抗軽規格ディーゼル』当然に『高価なコモンレールは不採用』『軽量2シータースポーツ』か『ピックアップトラック』『燃費は35〜40L/km』などなど。(希望はもっとあります)
私自身、一年前から『軽トラ』に嵌っています。40リットルのタンク満タンで600km走れっますぅ!!
バーベキューセット、テーブル・いす、天ぷら廃油ポリタンク、たまには『犬小屋毎』、時にエンジン・ミッション、いろんな荷物を『常に背負い込んで』、常時ぶん回して・・・痛快な移動を楽しんでいます。
「技術屋の為の技術」?ですか…?
私には、アホな経営者の技術の纏めのセンスの悪さと見えます。
軽い筈の軽にやれ、ATだわ、パワ・ステだわ、パワーウィンドウだわ、ABSだわ、4WDだわ、エアロパーツだわと…軽じゃなくて重です。
排気量がアップされ、車格(サイズ)もドンドンでかくなり…小型車との違いが明確に示せない。
オートエアコンに可倒式ドアミラーやら、ゴテゴテくっ付けて、付加価値を上げたツモリになっている駄馬です。
タタ・ナノがその本質について目覚めさせてくれました。
昔、親父が載っていたのは、運転席床に穴が開いた軽でした、パワステ・パワーウィンドはなく、エアコンもありませんでしたが、十分満たされていました。
不自由もまた楽しいものです。
不自由な車は安いがソレを選択できない消費者の心が貧しいのでは?
私はBDF人やバイオディーゼラー(バイオカー乗り)を、『仲間』と思っており、『車屋』の立場から、それらの方々の役に立ちそうな情報を発信したり、『BDF奮闘の方』とも、こうして『交流』をさせて貰っています。・・・遅まきながら『自己紹介』《僭越ながらの、持論披露?》(一部ですが)を致す次第です。
仰るように『タタ』の出現は、重要な出来事です。
●車はやはり、『その気になれば』、『そういうつもりでやれば』、これくらいの価格で造れるのだ!!・・・我々は(私は)これまで自動車メーカーの『利益』のために車を買っていた!!(買わされていた!!)・・・に、気がついたのです。
●自動車メーカーは『自身の存続のために』、EVやHVを、所謂『環境車』と称して売っています。また、自動車産業業界で『飯を食っている』ジャーナリストはじめ『雑誌』からの情報でもって我々は『惑わされ』(ちょっと言いすぎ?)続けて居ます。・・・前回に述べた『技術者の為の技術(新技術の創出は実は自分たちの保身?)』の話は,ここでも当て嵌まるのではないでしょうか。
●EVやHV(PHV)を買ったからといって我々の生活が豊かなものになるのでしょうか?それよりも例えば
ディーゼル車をゲットして、『廃食油』由来の燃料を使うとか、果ては『燃料自作』とか、はたまた『燃料造りを家族でやる』とか、『天ぷら油・愛車』を日頃からメンテナンスするとか、(これ以上は割愛)所謂『車文化』を推進する(思い出す)とかの方が余程、良い、と思うのです。
今日の締めくくり・・・
三年前にベンツの最新ディーゼルに出会い、その『衝撃』が覚めやらぬまま『手作りBDFセミナー』に行き、『燃料が自分で作れる!!衝撃の追い討ち』・・・この体験から今に至っています。
貴殿のブログが『BDF中心』のことは理解しています。このところの私からのコメントに返信をいただき互いに意見交換が出来ていることをありがたく思っております。この場をお借りして改めて御礼を申し上げる次第です。
これからもどうぞ宜しく、交流の程を、お願いいたします。
BDFを語るに、廃油をベースにしています。
遊離脂肪酸が多く存在する事等が、高品質BDF精製を阻害します。
高品質に、妥協無く精進する姿勢の方を私は応援いたします。
「自分で作る燃料」⇒{自分で作る高品質燃料」に目標を変えていただきたいと思います。
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廃油由来BDFは市場の軽油を全て代替する事は全く出来ません。
少ない燃料で充足するには、高燃費車の普及が必須です。私は既存車技術の進化のベクトルの過ちを示唆します。
またバイオというキーワードは、大地の、自然の恵みから成り立つ事を前提とします。
数百年、数千年、数万年継続可能な受給システムを構築するする上で、近代農林業の変革をも求めます。非効率山間部や高年齢化する農村に融合するシステムとして自然農(手間要らずの惰農)の可能性を精査したいと思います。
当然ながら、消費者の私たちの心構えをも変革しなくてはなりません。
形や色に囚われ、亜硝酸体窒素タップリの野菜、ビタミンが10年前の数十%しかない張子の虎の野菜を嗜好する現状を変えたいと考えます。
市場の中の妥協・打算・手抜きにメスを入れられたら…私も求道者の一人です。
貴殿の趣意、理解出来ます。よって、
少しBDFそのものからは『外れそうな話題』も、許されそうです。ので、
今後、色々と意見の交換を致しましょう。(・・・させて下さい。)
私の方の取り組みを少しだけご披露申しあげます。
@食廃油の『前処理』は、『遠心分離機』方針です。
ABDFもSVOも、やっています。
B静岡県富士宮に『木の花ファミリー』という、『有機農業実践の、所謂(敢えて分類すると)エコビレッジ』がありまして、そこでの『バイオディーゼル』全般の監修役を務めています。(・・・ボランティアです)
C廃食油回収はファミリー内の方が担当。
D遠心分離処理をしながら、
@SVOに向くものはSVOで使う。
ASVOに向かないものはBDF業者に買い取ってもらう。買い取り額は、35円〜40円位。
E1,000リットルのタンクで遠心分離させるようにしてますが、小さい規模を求められており、今月から別のシステム・・・(私のところの『実験用システム』)で、取り掛かります。
話が長くなりますので、これくらいで『割愛』します。
(BDF,SVOに関係するところだけを記述した積りです)
ファミリーに於いては、
○乗用車には『Separ社の油水分離フィルター』を装備。SVO,BDF併用の為。
・・・近々に『燃料暖め装置の見直し』を施します。
○トラック、ダンプは(今のところ)『完全BDF』としています。
話の続きは、またの機会とさせてください。
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そろそろ『熱海ファクトリー』に出かけます。
(今は、横浜の家からメールしています)
・・・ベンツディーゼルのパーツを『準備』の為に熱海へ『トンボ帰り』です。(連休中です。私の、『ファミリーが終結します。早く戻って来たい。)
・・・ベンツ300Dの『燃料供給パイプ』に亀裂が入った由。中古で良いと。3000円/一本の商売です。しかも、応急的に、私の車から取り外して『供給』します。!!
今日はこれにて失礼します。
貴方の活動素晴らしいと思います。
より、環境に対する低負荷が求められますので、SVOが一番少ないのかな?と感じています。
排ガス浄化は、格安な改造パーツが販売されると嬉しいですね。
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私の趣旨として
BDFはより高品質を求めています。
農に関しては、福岡正信氏、木村秋則氏の世界を目指します。
BDFをキッカケとして、自然と人間の調和を模索します。
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亀裂が入ったパイプの材質は何でしょう?
原因が判りましたら、教えてください。
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何度もコメントいただき有難うございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
笹村さんのコメントを引用しながら『展開』致します。
引用■BDFはより高品質を求めています。■
・・・『JIS規格に則って』ということですか、ね?
■亀裂が入ったパイプの材質は何でしょう?
原因が判りましたら、教えてください。■
・・・はい。『判りましたら、ご一報』致します。
■より、環境に対する低負荷が求められますので、SVOが一番少ないのかな?と感じています。■
・・・『石油由来の薬品を使わない』ということでしょうか?
それはそうですが、私は次のように思います。
@食廃油由来の『食用油』としても、古来からの製法でなく、精製は手っ取り早く『化学処理』をしていると聞いていますので、やはり、『ナチュラルではない』と思うのです。
A『SVO』の件ですが、その燃料を車に入れて使うとして、『車の排ガス』のデータは環境に良いものでしょうか?
私もSVOに取り組んでいますが、私の場合はあくまで『ディーゼル発電機・SVO』というものです。
しかも『SVO仕様ディーゼル発電機の排ガス』に対しても、色々と研究・施工の『試行錯誤中』です。・・・どういう『データ』ならば『良い』とされるのか?笹村さんからもアドバイスをいただければ幸いです。
■排ガス浄化は、格安な改造パーツが販売されると嬉しいですね。■
・・・SVOにおいて、また『SVO車両の排ガス』においては、所謂『ルール不在』状況ではないでしょうか?
B『ルール設定(良好排ガスとは何か)』の上で『浄化』という言葉を使っていくべき物と、考えます。言い換えますと、
『ルールも無いような状況では《環境性》云々』は意味を成さないのではないでしょうか?
翻ってBDFの場合は、
・・・先人のご努力により所謂『ルール』も定まりました。お国が認めた『ルール』であります。
Cそのルールの中でBDF企業は努力中のようです。
引用■BDFはより高品質を求めています。■
・・・仰る通りです。
D先述来の、『ルールの則っている、最低条件以上の良好データを求める』という意味だと解釈します。
が、
必要以上の『努力』は『自己満足』ではないでしょうか?・・・(言いたいことを言ってすみません。失礼などございましたらこの場を借りて先にお詫びを申し上げます。)
笹村さんの『ブログ』をお借りして、こうして私の持論を申し上げて誠に恐縮ですが、
私の持論に対して、笹村さんはじめ業界の方々から『反応論』や『意見』や、・・・むしろ色々とリアクションが出てきても良いのではないでしょうか?
それは笹村さんも『望むところ!!』と、私は感じているのです。
長文になり、恐縮です。
BDFの高品質はエステル含有率をツー・ナイン(99%)や、スリー・ナイン(99.9%)…といった具合です。
同じ菜種油由来でも精製の出来次第で低温特性が変わったりします。
オレイン、リノールなどのメチルエステルはマイナス側二桁の流動点を持ちます。
それらのモノ・ジ・グリセリドはプラス側です。
BDFの欠点とされる事は果たして100%FAMEの常識なのか?が課題です。
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FAME規格遵守は、モノヅクリとして製造畑を歩んできた私の常識です。
FAME規格があるのに、数字で示せない企業、研究所が依然多いことが残念です。
ルールに従うことに満足するのではなく、ルールの持つ目的を更に高精度に実現できる未来を模索します。
私がお会いした方々の大半は、現状に胡坐を掻き、先に進もうとしません。(中にはFAME規格無視も…)
誰かが代弁するなら、代行するなら、それらを実現するなら、私の役目は終わるでしょう。
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排ガス浄化はHC、NOx、PMなどを限りなくゼロにする技術を指します。
ナノテクでレアメタル量を減らす技術、尿素を用いる技術、PMフィルター技術、プラズマ浄化技術など、今後の進化、組み合わせで実現可能と考えています。
排ガスが綺麗であれば、従来ディーゼルとか、SVOとかコモンレールとかは…燃費性能や出力のみが比較対象になるでしょうね…。
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食用油脂は、脱色や脱ガム、脱臭などの加工操作が入っていますが…。廃油原料由来で考えれば…SVOが一番かも?と思いました。
加温エネギーや、各種薬剤、水の汚染等等BDFは抱えます。
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廃油は昔から高率でリサイクルされていました。
しかも、低環境負荷で…。
それを、あえてBDFに変えて使用すると云う事は、高次元で語られなければなりません。
従来の廃油回収・再生業者が消費・販売市場の裾野を広げて、廃油の安定回収・安定販売の為の一手としてが理想(BDFの展開)と思いますが…。
昨今の低次元BDFによるトラブルや低温性能に静観を決め込んでいる気がします。
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