参照;http://kankyou-system-p.com/BDF-plant/BDF-Flow1.pdf
ご紹介したカテゴリ;廃グリセリン利活用の種でグリセリンの夾雑物除去能力のポテンシャルは示したツモリです。
フィルターを詰まらせる厄介者の小麦粉炭化物や、真っ黒に染まった廃油の色素分までも絡め取ります。(色素分の除去は限定的ですが…)
AV値が5位まで有効かと思います。
AV値が3位までなら以下の方式で十分でしょう。
ご参照;BDF-Adapt-Process.pdf
遊離脂肪酸の中和に生じる水分除去と石鹸分の除去を徹底する事がキーポイントです。
静置時間は…
8時間位を目安にすると良いでしょう。
せっかちな方には、短時間分離の為の技術(エネルギーを少し多めに使用しますが)が必要になります。
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ME化追い込み技法は、石鹸成分付着による機能阻害が懸念されますので、前段の石鹸除去フィルターは外せません。
この技法の欠点としては、粗末過ぎるBDF(反応率95%未満?)ではユニット再生作業(=メタノール含浸作業)の頻度が多くなる事です。
次回はイオン交換樹脂による遊離脂肪酸の選択ME化について…