2009年01月09日

反応を考えるpart9(撹拌を考えるV)

流動点降下剤の検索数が以前にも増して増えたようなので…続編追加を決めました。 不況の中、原料AV値が悪くなる昨今、
出来の悪いBDFが増えています…そんなBDFには添加剤の効力もほとんどなし。
つまり、添加剤が効かないほど、出来が悪い…ってコト。
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前置きは一緒ですが、今回は全てのメーカー&サイト、研究所を斬ります。

化学反応を体系付けるのは…。
正直苦手です…思考回路が機械屋なもので…。
 
市場にある、一般的な、アルカリ触媒製造方法について考察しましょう。
 反応のパラメータとして用いられているものは?
 
1.各種材料の(重量又は容量)比率
2.原料廃油のAV値等(他POVとか?)
3.原料廃油の残留水分
4.原料廃油のその他の雑介物
5.温度
6.撹拌・混合
7.時間

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どの研究所、BDF生産所も
FAMEが常に造れていない現状を踏まえ、今回も6項の撹拌について考えましょう。
適度にアルコールが入っていますので…。今日は 、サワリだけ…
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様々な攪拌器のメーカーがあります。
今までに、何らかのご縁があったのは…。
 あいうえお順で…。
 カンサイ、サタケ、シマザキ、タケウチ、ハンワ、ヘイシン…物覚えが良くありませんたらーっ(汗)

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復習;E-TR-image.pdf

コレを踏まえて…。
攪拌器メーカーから更なる知恵を引き出すことが肝心。
どのBDF装置にもソレが見えません。
攪拌器メーカーにどういう攪拌(目的・イメージ)が欲しいのか?を伝えねば…。
つまり、凡人が伝えてもFAMEへの道は開けず、攪拌器メーカーは知恵の出しようがありません。
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こんな反応釜は門外漢
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〇△板を取り付けたら、ME変換率良くなった。
回転数をアップしたらME変換率良くなった…。
 
これらは、イメージBのME変換率⇔時間の相関にあった釜です。
 
S社・M社の大多数の反応釜も残念ながら、こちらの部類です。
 
1槽式反応釜の常にFAME製造は…AV悪化が危惧される昨今、正直ブレイク・スルーがないと、在り得ません。
 
次回に続く…
posted by sasap- at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編
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