2008年12月27日

BDFにおけるイオン交換樹脂の用い方part2

LANXESS社のLEWATIT(レバチット)K2567はSO3-Naタイプ…以前記しました。
直ぐに忘れるので、ここに再度記して考察したいと思います。

 反応釜の後にイオン交換樹脂を用いる理由は…。
エステル交換を更に高率に導くための補助的役割…が本音の部分。
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アンバーリストを用いたBDF前処理実験での手応えは…充分なもの。
常温における反応スピードに…その量に…特許権抵触回避は…、いらぬエネルギーを使うのかも知りません。
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カノ会社の言い分=グリセリン吸着?
何PPMを?何PPMへ?
他の手立ては、ナンボもあります。
なにも、高価な樹脂を使わずとも…デス。
**********イオン交換樹脂は、多孔質ですが、その中を、必ずしも残留グリセリドが通るわけではないでしょう。
サブミリ単位の樹脂の球径と間隙。その間隙を粗BDFは通過します。
アクマデ、固体触媒…その表面近傍での反応に終止することと思われます。
即ち、二次元的反応場面…。
イオン交換樹脂を、BDF反応系の主として捕らえる場合、この欠点を補う工夫・知恵が必要です。
FAMEが造れぬ技術の域なれば、…全ては無駄というもの。
更なる精進が必要です。(道は必ずあります)
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posted by sasap- at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF製造法上級編
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