LANXESS社のLEWATIT(レバチット)K2567はSO3-Naタイプ…以前記しました。
直ぐに忘れるので、ここに再度記して考察したいと思います。
最近手に入り難くなった?
BDFプロセスに、イオン交換樹脂を用いるのは、イオン交換樹脂に精通したからなのでしょう?
かの営業の最近の言い分だそうです。
LANXESS社の営業の当初の入れ込み具合が180度転換したような?
日本の特許権抵触の可能性を認識した為のものと推測します。
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メタノールで十分な洗浄を…(=メタノールによる十分な浸潤→膨潤)この部分だけが既存特許との相違部分(=より秀でた部分)ではないでしょうか?
それ以外は、反応直後の、残留トリグリセリド(ヘタレな反応釜ゆえ)と反応に参加できない残留メタノール…。
この部分が、抵触することになろうかと思います。(全ては特許裁判の判断が絶対です)
(残留モノ・ジグリセリドだけだと言い逃れが出来たのかも…?)
日本の技術レベルを見透かしての、営業戦略の方向転換と思われます。
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特許権に抵触する事実確認は…BDF製造所経営者の責任です。
知らなかったでは済まされない(=技術の盗人呼ばわりも有り得ます)
正規の手続きを踏んで、利活用に至るのは経営者の正しい姿勢と考えます。
特許技術は他者が使えないのではなく、条件次第で、誰でも使用可能なのです。
エ・フリコギやヨグ・タガレが軽んじます。
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別にレバチットでなくとも、似た効能のイオン交換樹脂の有無は…各メーカー営業技術者に問い合わせください。
次回は、イオン交換樹脂を反応釜以降に用いる場合の注意点。
廃食油を用いるヘタレなBDF反応釜を有する装置に共通の話題です。
既に、1社には1ヶ月位前に話しました。
ヘタレなBDF反応釜を有する装置にはFAMEに近づく為の…一手法。
ソレ以外の方には、無用の長物。
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2008年12月26日
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