BDFの流動点降下剤のいくつかが市場に在ります。
用い方について…。
BDFの原液の、曇り点、目詰まり点、流動点の物性を改善するものが流動点降下剤ですが…。
数値的には僅かの変化です。
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使用する意味が無いと云う方もいらっしゃいます。
10℃前後の寒暖差が1日の中に在る時、最低気温が曇り点〜目詰まり点〜流動点の中にあるとき、結晶化したBDFが最高気温で溶けやすい。
あくまで、原液との有意差です。
菜種以外の原料のBDFに用いる事で、多少使用できる期間を延長できます。
冷蔵試験を繰り返し、様子を観察する事で、可能になります。
原料由来が大豆油、米油、パーム油などバラツク場合は、ワーストケースを把握して、行う事が肝要です。
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原料由来が菜種の場合、秋田の冬は、添加剤を使用することで、ほぼ使用可能です。
−20度辺りの温度は…調質BDF技法による、耐寒BDFタイプGで解決できます。