2016年07月12日

FAMEと車のトラブル16-07-12

FAMEによる燃料ラインのゴムの膨潤、弾性の低下、剛性の低下、ETC.
燃料ホースには負圧がかかります。
柔らか過ぎると、変形し、最悪、流路が潰れます。

燃料タンク内部のフィルターの目詰まり、燃料フィルターの目詰まりは負圧を増大させます。
動粘度が高いと更に負圧を増大させます。

急加速や、急な坂道の登板など。
負圧が増大します。
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レール圧が設計値から低下=逸脱。
噴射圧も…。
噴霧の粒子が大きくなり不完全燃焼やら、筒内壁面に燃料が液体として付着するタイミングが生まれます。
エンジンオイルに燃料が混じる現象は、初期のDPF再生システムに限った事では在りません。
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不完全燃焼が起きれば、クローズドベンチレータが汚いスラッジ分をオイルパンへ…。
オイルの汚れが早まります。

不完全燃焼が起きれば、スート(煤)が多くなり、DPF再生頻度が短くなったり…。
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エンジンオイルに燃料が混じる現象は、他にも。
列型噴射ポンプの燃料流路とエンジンオイルとの境目のゴムシールがFAMEで劣化して、漏れ出す可能性が…。
似た構造のサプライポンプがあれば同様の可能性が…。
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コモンレール式ディーゼルエンジンの補器類は複雑・繊細でしかも高価です。
正しく理解し、適度な頻度での点検・補修などが必要です。

純度の低いFAMEは、噴射ノズルの目詰まりをも予感させます。
ションベンタレ現象が…。

又、サプライポンプ内部にスラッジが発生しやすくなります。
スラッジにより、エンジンが止まらない、フケナイ、掛らない、ETC.を引き起こします。

又、スラッジがフィルター類を詰まらせます。
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粗悪なFAMEが車のトラブルを引き起こします。
車のオーナーのメンテナンス管理が杜撰な為、車のトラブルを引き起こします。

全ては、傲慢さや無知からくるもの。
残念な限りです。


posted by sasap- at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | BDFの間違った常識?
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