2016年01月23日

最近のキーワードから16-01-23

最近の検索キーワードから、改めて紹介いたします。
「DPF エンジンオイル 軽油混入 エンジン焼き付き」が在りました。

DPF再生の際、ポスト噴射(レイ・ポスト噴射)でシリンダ壁面に、蒸発しきれない燃料(軽油など)が残ります。
エンジンオイルに混じる量は、最近では6%位?
でも、PMが多く発生する条件(低速走行などバスに多い)では、モット多量に混じる事も懸念されます。

それでも、エンジンオイルの潤滑性能がエンジン焼き付きに至るほど薄まる可能性は低い様子です。
大抵は、エンジンオイルの交換頻度の不適や、メーカー推奨グレードオイル(DH-2など)を使用しない事が主因の様です。

ディーゼル車を購入する顧客がバカ過ぎる事も挙げられます。
通常走行で1回/1万kmの交換頻度を捻じ曲げて、PTO搭載車や、低速走行車でも同一条件を望む…。
本当のこと(=シビアコンディションの車は早めの交換が適当)を云うと売れませんから…。
某ディーゼルトラック販売店の営業の方のお言葉。
ユーザーが馬鹿過ぎる。
小生の感想です。
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「セタン価 向上 ヒント」がありました。
軽油においてのヒントは、直鎖の炭素鎖の長い成分が多いほどセタン価が向上する傾向が…?
程があると思いますが、BDFにも当てはまる傾向があると思われます。

これとは別に、BDFの場合、完全燃焼を前提とした時、比重の大きいBDF(未反応高分子がある程度在る)方が、アクセルレスポンスが高い?
蒸留BDFなどを使用して感じた事です。
蒸留BDFでは、飽和脂肪酸系のステアリンMEなどの成分を、使用気温に合致した濃度で高めて使用すればアクセルレスポンスや燃費向上が期待できます。

10%残油残留炭素分規格を逸脱したBDFにおいては、燃費向上などの副作用として、燃料フィルター目詰まり等の燃料ライン系統のトラブルが懸念されます。
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「BDF (超音波) キャビテーション」がありました。
ワードとして超音波は含んだり、含まなったり。
BDF精製の要素技術で、一番試したかった技術です。
超音波に関しては、洗浄であったり、USパワーとしてソルダビリティ向上・下処理向上、異種金属溶接などを経験しました。
一般では、温泉施設などでのバブリングに、このキャビテーションを使用しているものがある様です。

亜臨界・超臨界反応BDF精製技術に見る高圧が超音波のキャビテーションに期待できます。
特許出願の文章には15分程度で反応完了とか…。

小生がもう一つ注目している性質が、2液分離機能。
BDFと、廃グリセリンと一緒に石鹸成分が、綺麗に短時間で分離可能と目論見ます。

防爆構造の超音波振動子、超音波発振器が準備されていない事、周波数帯をどのゾーンにするか迷った事があり、実使用には至っておりません。
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超音波式BDF特許技術に関しては残念なことも。
目的が、特許技術のみでBDFを造る事にこだわり、100%反応を目指していない事。
全ての技術に云えることです。
小生のBDF特許技術は、100%を目指す方に有効です。

人でアレ、モノでアレ、道具でアレ、技術でアレ、目的が正しくないと良い結果を得ることが出来ません。
小生を用いる場合はより良い明日を、今を打破したいなどが目的の場合でしょうか?(笑)






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