NaOHはママゴトに任せましょう。
KOHの触媒の優れる訳を考察しましょう。
取り出したのは凡そ10gのKOHフレーク…95%以上の純度なそうな。
コレを100ccのメタノールに溶解させます。
時間を掛けて…。
溶解における発熱量、蒸気発生量を見込み、容器、時間、容量等のパラメータを吟味しています。
5分間をかけて、ジンワリ溶解して、温度計は48℃を示します。
この時の気温は26度。エアキャップで、気休めの保温を試みています。
容器重量はガラスなれど、150g程有ります。
《ガラスは容器として危険(=急激な発熱での割れ・飛散等)ですが、魅せる為に慎重に行います。》
NaOHはコレ(48℃)をハルカに下回ります。
実はついでに水素発生の有無について20μm厚ポリエチ袋で回収を試みています。
結果は皆無。
水素発生を声高に仰られるサイト、とあるMLメンバー…。
KOHの質量比から云っても、1L以上は得られる筈。
NaOH+CH3OH⇒(CH3ONa+)+(OH-)+1/2H2↑
の式は在り得ないでしょう?
う〜ん残念!
次回はこの間違い(=勘違い?)の原因について考察しようかしら?
5/15追記
今日柄にも合わない図書館でその理由を垣間見ました。
辞書・辞典の類で、溶解と反応が実に無造作に、思慮足らずで使われている事実に落胆しました。
編集には、オ偉い先生方の名前が列挙されています。
出来の悪い化学専攻の生徒は誤解をするでしょう。
MSDSが一番用語を大事にしているのでは?
溶解と(危険な)反応の違いを明文化しているような気がします。