2015年05月20日

反応未熟なBDFは洗うな!15-05-20

洗う事自体を禁じているわけではなく…。
反応自体が、未熟な状態のBDFは更に反応をさせて、反応率を100%に近づけてから水で洗う事をお勧めいたします。
反応未熟なまま、水洗いをしたら、未熟なままのBDFが仕上がります。
(クソBDFは洗ってもクソBDFのままです)

当然、石鹸分が多く残留したり、触媒成分が多く残留したり…の状態では、水洗いは困難です。
(歩留まりが悪い)
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反応を100%に追い込み、触媒や、石鹸成分を極限まで低減してから水洗いをすれば、水をソンナに汚さずに済みます。
歩留りもよい方向に…。


無能な研究所などが安易な水洗いを提唱します。
どのレベルのBDF品質を保証できるのか?

無水であれ、水洗いであれ、求める結果は一緒です。
BDF、FAME規格に合致するBDFである事。

多くの処で、10%残油・残留炭素分規格が解決できていません。
(グリセリド類さえ保証できない研究所もある様子ですが…)

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既に、応えの一つは持っています。
更なる応え(短時間での製法)は今後の実証が必要ですが、既に在ります。

100万〜200万円位になりそうな実験機作成費用が無い事が、ネックです。(笑)
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クローズド水洗いのシステム案もズット以前からあります。

モチロン前述の技術が在ってこそなのですが…。
これも、100万円以内で実験機を作れそうです。

ビンボーなのがネックです(笑)
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昨日より今日が、今日より明日が…。
素晴らしい・より進歩していると思えるBDF経営者の精進に期待いたします。

現状に満足している・BDF事業を腫れ物扱いしている事業所の改心を期待いたします。

BDFの未来に栄光あれ!!
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次回は「高品質BDFの正しい使い方について」を予定いたします。



posted by sasap- at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | BDF生産技術
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